父の鼻歌
父の鼻歌が嫌いだった。 曖昧で、毎回歌詞が違ってて、 頭に残るようで残らないような 変な鼻歌。 いつも聞いていたそれが、 大嫌いだった。 もともと、父は中途半端だった。 いい成績を取っておけなんて 言うくせに、 とったところで私のことを 褒めてなんてくれはしない。 だけど父は私が小さい時、 私を両腕で持ち上げて 「俺の子供は可愛いなぁ」 なんて嬉しそうに言うんだ。 そんな中途半端な愛情が 嫌いだった。 父は私が家出する時も 中途半端だった。 止めないくせに、 「気をつけろよ」 なんて言って私を見送るんだ。 父は天国に行く時もそうだった。 私のことを散々好きだと 言っていたくせに、 自分が死ぬ時は離れて暮らす私に 手紙ひとつも出さずに ひっそりと旅立ってしまうんだ。 なのに、そのくせに、 私の頭にはずっと 父の曖昧で 大嫌いで 鬱陶しくて 優しくて 大好きな鼻歌が こびりついているんだ。 「もっとちゃんと聞いとけばよかったなぁ」 そう呟きながら、 私はベビーカーの中で眠る 可愛い可愛い我が子に 鼻歌を聴かせていた。 【終わり】
みんなの答え
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感動…すごい!
こんにちは!3ヶ月ぐらい前はΣって名前だった五十鈴です^^ 珊瑚礁がらすさん小説作りうますぎるじゃないですか!? もう感動しました! 説明が難しくて感想これで終わりなんです… これからも小説作り頑張ってください!絶対才能あります!!! では!
感動!
こんにちは. とっても感動しました. 私もいつかはそんなふうになってしまうのでしょうか
感動しました…
感動した… 切ないですね 珊瑚礁がらすさんすごいな! 尊敬します!
圧巻…
あまみやです。 私も小説を書いてますが、家族ものは書いたことがなかった… でも今私がこの物語を読んで感動したみたいに人を感動させてみたい!って思えました! ありがとうございました!
感動…
こんちはーぱるるです! 親友が尊すぎる件について~! *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* 珊瑚礁師匠ー! 短編小説うますぎワロタ いっつも心に響く… オレも春休みに短編小説書きまくるぞ~! ☆★おつはぴ★☆
すごっっ!
こんちゃぁはん! ちゃーはんだよ♪ ☆*:.。. oはじめっo .。.:*☆ すごいね! うちはこんなすごい小説、書けないよ、、、 あの、今度から、「珊瑚礁がらす先生」と呼ばせてもらってもいいですか?(呼びます!) いつも、面白そうだなぁって思った小説は、 珊瑚礁がらす先生の作品が多いです!(他の人もいるけどねっ!?) ☆*:.。. oしゅうりょおっo .。.:*☆ また小説を読みたいな~♪ キズなんでまた会おうね☆ じゃねっ(*・ω・)ノ おつちゃーはん☆
珊瑚礁がらすさんだ!
双葉です♪* 【本題】 とっても感動したし、凄かった…! では♪*
珊瑚礁がらす大先生!
珊瑚礁がらす大先生!本当にすごいです!いつもふと、面白そうだなと思って読んだ短編小説は大体珊瑚礁がらす大先生の小説です。本当に尊敬しています。珊瑚礁がらすさんの小説はすごく気持ちが伝わります。これからも面白いけど心に染みる短編小説まってます!
感動!
なんかすごく切ない… だけどすごい! 発想力とか、すごいね。 また読みたい!