永遠の壺
ある日、宅配便から見覚えのない商品が届いた。差出人は不明。中を見ると壺と一枚の紙切れ。紙切れには「この壺の名前は永遠の壺。この壺と紙をあなたの嫌いな人に送って下さい。その前にこの電話番号に電話をしてください。」電話してみると、最近、株で儲かった大富豪に繋がった。大富豪の話は長かったが要約すると、人を観察したかったらしい。この壺を誰かに送るかいたずらと思うかとかのデータを取りたかったらしい。この実験に協力するだけで100億円貰えると聞いたので、私はすぐ、嫌いな人に送った。口座を確認すると確かに100億円はあった。そう、あったはずなのだが、一回入金された後、すぐに私のお金も含めて全て盗まれている。私は分かってしまったのだ。この大富豪はそれで稼いでいるのだと。嫌いな人に送れるのは良いが、罪悪感が今にも込み上げてきた。私は心から思った。「嫌いなあの人はこの詐欺には騙されてほしくない。」と思った。 その頃、とある家で、「これは永遠の壺?よく分からないけど送れば良いのかな?」とあの悲劇が繰り返されようとしていた。 (これは実際の事とは関係のないフィクションです。)