お姉ちゃんとの49日間
ーこれは、お姉ちゃんとの49日間の物語だー 私は花音。突然お姉ちゃんが交通事故で亡くなった。大好きなお姉ちゃんが死んでしまったということを受け入れられず、私は泣きながら布団に突っ伏して、寝入ってしまった。 気がつくとそこには死んだお姉ちゃんがいた。見覚えのある顔。オレンジフラワーのシャンプーの香り。確かにお姉ちゃんだ。私はとっさに「戻ってきてよ」と言った。すると「死んでから49日間だけこの世にいることができるの。あなたとやり残したこと49日間でしたいから私のお部屋に来て」と言った目を覚ますと早速あの部屋の扉を開いた。お姉ちゃんが微笑みながら座っている。私は何がしたいのか聞いた。すると「お手紙交換したい。幼い頃やってたやつ」と言った。書いてくれた手紙には昔と変わらぬ他愛ないことが綴られており、読み合いながら笑い合っているのが楽しかった。 それからその日までお手紙交換をし続けた。楽しいが、寂しい。どんどんその日に近づいていく。49日目が来てほしくない。49日目にお姉ちゃんは三途の川を渡ってしまう。 どんなに願ったって日々は過ぎ去っていく。とうとうこの日が来てしまった。お姉ちゃんは「最期のお願い。最期のお手紙交換したい」と。私はお姉ちゃんが行ってしまうことについて素直な気持ちを綴った。お姉ちゃんも書けたようなので交換した。時が来た。お姉ちゃんは「今までありがとう。今すごく幸せ。花音、大好き」そう言うとすぅっと薄れて消えてしまった。行ってしまったのだろうー 翌日、お姉ちゃんがくれた手紙を読んだ。「拝啓 花音へ 今日で私はあの世へ行きます。49日間私に付き合ってくれてありがとう。もう会えないのは悲しいけど花音のこと絶対に忘れない。姉らしいことしてやれなくてごめんね。こんな私に慕ってくれるような妹がいるなんて幸せです。もう一度書きます。今までありがとう。 敬具」 違う。会えないんじゃない。姿が見えなくなるだけ。私の中でお姉ちゃんはずっと生きている。 いつものように私はお姉ちゃんの部屋で手紙を書く。 「拝啓 お姉ちゃん、ありがとう」 お姉ちゃんの笑い声が聞こえるような気がした。 ーあとがきー 感想を教えてね
みんなの答え
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主人公と同じ名前でした!
花音です! 検索のところで「花音」と調べたら出てきて、見てみたら、すごく良いストーリーで、見入りました!! 私もお姉ちゃんがいるんですが、いつもケンカばっかりです。 でも、お姉ちゃんが急にいなくなることもあるんだな、って思ったので、あんまりケンカしないように心がけようと思います! 梅干しさん、これからもぜひ、投稿してください! 絶対、見ます!!
泣きました!
挨拶省略 すごいですね!めちゃくちゃ泣きました。 (音楽聴きながらこの小説見たけど、とても重なってて草。) 姉妹の愛情がとても心に響きました。 私に弟はいるけど、いつかいなくなったらとても悲しいです。 感じさせてくれてありがとうございました! 今度からも素敵な短編小説待っています!
感動しました。
最後のお手紙で妹が大好きだった事がよく分かりました。 姉妹の愛情をとても感じました。 感動させていただきありがとうございます!