短編小説みんなの答え:1

親友

俺は如月りあん。男です。 周りには必ず「りあんちゃん」と言われる。 だけど、そう呼ばれるわりに俺は結構男っぽいと思う。 背は高いし目も大きくないし。 女子要素は名前だけだろう。 「なーりあん。聞いてんのかよー」 でも、こいつだけは違う。 普通に読んでくれる。 「違うってアレン!りあんちゃん!」 近くにいた俺の友達が口をはさむ。 またか、別に慣れてるけどさ。 「はぁ?別に、りあんはりあんだろ。」 そう言って、ジト目で睨み返しているのは、、、、、、、転校生。 随分と生意気な今日来た転校生。 かなりの問題児なのは来た瞬間に伝わってくる。 男にしては長い紫の髪を編み込みして、オッドアイの大きな目をした、ちび。 身長は女子より低い。 名前は姫宮アレン。 随分と乙女チックな名前だけど中身は正反対。 隣の席になったアレンに聞かれた 「お前、名前なに?」 「、、、如月りあん」 「おっけ。りあんな」 固まった。 今、普通に呼んだ? 「ねえ、もっかい呼んで、、」 「?りあん。」 ぽろっ 「!?」 泣いた。 俺が。 アレンは慌ててとりあえずと涙を手で拭ってきた。 「お前、なんで泣くの?」 「だって、、りあんって女子みたいじゃん」 「はぁ?何言ってんだよ。それ言ったらボクのアレンって名前も女子じゃん、、」 大きなため息をつくと、言った。 「いいか。来たばっかりのボクが言うのもなんだけど、りあんはりあんじゃないのかよ。女子じゃないだろ実際。だから、そういうのに影響されすぎんな。もう一回言うぞ。りあんはりあん。」 そう言って、俺の顔を軽くつねる。 「いたい。」 「悪い。でも、この言葉、忘れたら許さねえから。覚えとけよ。」 5年後 中学3年だった俺は5年経って、20歳になった。 久しぶりにアレンに会いたいと思って連絡しようと思った時、アレンが死んだことを知った。 事故だったらしい。 突然に単刀直入に来た友達からの通知にその場で固まった。 昨夜アレンの家に車が突っ込んで、一階にいたアレンが巻き込まれたという。 「りあんはりあん。アレンはアレン。」 そう呟いて、卒業式のことを思い出す。 アレンと違う高校だと知り、泣きじゃくっていた俺に、優しく言葉をかけてきたアレン。 「、、、りあんはりあんっていう言葉に、付け足したい言葉があるんだけど。」 俺はアレンに向き合って言う。 「アレンはアレン。」 アレンは驚いたように目を見張った。 だけど俺の真剣な目を見て、くしゃっと笑った。 「あぁ、いいぜ。その言葉があれば、ボクらはずっと繋がってるな。」 「ずっと親友。忘れんなよ。」 「お前こそ」 そう言ってハイタッチを交わして、俺たちは別れた。 「空から見てろよ。親友。」

みんなの答え

辛口の答え

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感動的いいいいいいい!

こんにちは、パン粉です! 読ませていただきました! 上手だと思います! 自分は自分であるというメッセージ、 二人の友情、 ラストの回想... 素晴らしいです...!


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