ハルが來る、その時まで。(考察してみて!)
私の好きな季節は、秋だ。 日本を感じさせる、赤黄緑、鮮やかで、今は亡きおじいちゃんの人柄や、雰囲気を感じさせるからだ。 「僕の好きな季節は、春だ。名前が、「波瑠」と書いて、ハルと読むからだ。笑うな。波瑠は、僕の父さんと母さんが、最後に僕に残した形見なんだぞ」 「…ごめん」 ハルの父親は、ハルの出産に立ち会おうと車をはしらせ、雪によって起こった事故で亡くなった。 母親は…。ハルを産んだ直後に、死んだ。 「アキこそ、「亜希」って書いて、アキって読むじゃん」 「そうだけど…」 なんとなく、気まずい雰囲気に落ちた神社を、神様が換気をしたかのように、風がとおる。 換気によって、動く葉のみが音を立てていた。 「あ…。もう、五時だ…」 私が、なんとなく、というふうに言うと、ハルは、 「じゃあ、また来週来るからな!さっさと帰れよ」 と、言い残して、走り去った。 「帰る…。帰る、ねぇ…」 一人、取り残された孤独な少女は、ヘタ、と座り込んだ。 彼女は、ハルが来るまで待ち続ける。 次の日は、近所の子らしき子が、ボールで遊んでいた。 アキは、3、4人の10歳ぐらいの子供に近寄った。 もちろん、誰も入れてくれない。 ハルしか、私をみてくれない。 ハルが來る、その時まで。 優しい春風が、私を通り抜けていった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お初目にかかります。夜桜と申します♪( ´θ`) 今回は、考察系(?)ということで。 気づきましたか? 実は、アキはハルのお母さんの霊(少女時代の姿)です! なので、ハルの母親のことを考えたとき、父親は「亡くなった」のに対し、母親は「死んだ」になってたんですねー。 ハルに、「帰れ」と言われた後、座り込んでしまったのは、夫がいる「あの世」に「帰りたい」でも、ハルが不安で、「帰 れない」という、気持ちの表れから。 近所の小学生がアキのことが見えないのは、霊だから。 誘えなくて、当然ですね。アキはちょっと可哀想ですが。 ちなみに、ハルは、アキが自身の母親だと知りません。 全て知っている祖母が、老人ホームに入っているからです。 ハルは、生活保護を受けながら生きている…という設定も、一応あります。 私、夜桜の将来の夢は、小説を書くことなので、ご指導あればm(_ _)m また、感想なども待ってます!特に今回は、考察系(?)だったので(?) 回答求む