図書室(ホラー注意)
「は!?呪いの図書室なんてあるはずねーじゃん」「まじだよほんとにあるよ」 ぼくは雨宮浩太(あまみやこうた)。今話している見栄田康介(みえだこうすけ)と見得魔伊理太(みえまいりた)のなかま。 「ほんとにあるならいこうぜ」 「えー、あまみっち、いく?」 「う、うん」 「OK。あまみっちも行くんだろ、俺の家でな」 「「おっけ」」 「見得魔くん、いいの?」 「うん、いいんだ。あまみっちがいくなら」 「なんで」 「あまみっちなら、行けると思って。」 まあ確かにぼくはクラスで一番でかいけどさ。すると、康介がもうきていた。 「お、あまみっち、きたのか」 「うん」 「じゃあ、レッツラゴー」 「ごー」 「ここでいいんだな」 「ちょっと暗いね」 「やってんのかな・・・」 「インターホンがあるぞ。押そうか」 「うん」 ピンポーン! 『こんにちは。どなたですか?』 「ここの図書館を利用したいものです。いま、やってますか」 『ええ、もちろん』 「わかりましたありがとうございます」 『たのしんで』 「よしじゃあはいるぞ」 「うん」「うん」 ガチャ・・・ 「おおいろんな本がある」 「あの【呪い伝説】面白そう」 「あれ、あんなほんあったっけ」 「?」 「前行ったとき、なかったんだけど」 「あたらしく出たんじゃないか、読もうぜ」 その【呪いの呪文】はとても面白かった。けど・・・この一人の登場人物、【見得魔伊理太】と、伊理太と名前が同じなんだ! 「なあ、こんなはなししってるか」 「?」 「こういう超リアルな本って、読んだ相手の魂を本の中に吸い込んでしまうんだ。その体は、この本の登場人物を増やすための道具になってしまうって聞いたことあるぞ」 「え。まさか」伊理太くんは・・・ その瞬間、ページに『この本を読んだあなたには、この本の登場人物となってもらいます』と大きな字で書いてあった。 「うわあああああああああ!!!」 僕たちはこの本の中に吸い込まれた。 「ネエネエ、【呪イノ呪文】ッテ本シッテル?」 「なにそれー、しりたい」 「ソレハネ・・・」 ―――――――――――――おしまい