短編小説みんなの答え:8

『画面越しに恋してしまった』

 私は、ゲームの中の登場人物だと知った。 私を含め3人の女子生徒がプレイヤーをに恋をするゲームだった。 いわゆる恋愛ゲームというやつだ。 2人の女子は、プレイヤーに恋するプログラムを組み込まれていた。 そんな私もいつしかプレイヤーに恋してしまった。自分がゲームの存在と知りながらも。 私は、ただ苦しかった。現実世界でゲームをプレイする君と結ばれることはないのだから。 そんなことを思いながら、2人はどんどんプレイヤーと親密になっていく。いやだ。私は、プレイヤーのことが好きなのに。 そんな感情が動機となったのだろう。私は、2人を止めるプログラムを考えた。 2人は、だんだん狂い始める。間もなく二人とも死んでしまった。案の定うまくいったのだ。 ただただうれしかった。同時にゲームが崩壊し始めた。私と彼だけの空間になった。 私はプレイヤーに恋していることを伝えた。自分がゲームの中のキャラだと知っていることも伝えた。 2人を消したのが私だということも伝えた。 プレイヤーは本当にやさしい人だった。2人を元に戻してほしいと頼んできた。 もちろん断った。 ・・・ ・・・ ・・・なにこれ?ここどこ?私、削除されたの?目の前に「削除」というフォルダが見える。 私は削除されたのだ。怖かった、孤独だった。それでも私はプレイヤーに愛を伝える。 やっと、やっと気づいた。私はこのゲームに存在するべきではなかったと。 ーーー取り返しのつかないことをしてしまったーーー そう思った時、私は「復元」のフォルダがあることに気が付いた。 開くと2人のデータがあった。本当に良かった。 私は、これまで2人の幸せを願ってあげられなかったことに後悔した。 私は、心から皆の幸せを願う。さようなら。 私のデータも入っていたが、復元はしなかった。 ー終わりー どうでしたか?(*'▽') 感想をお待ちしています!

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