だれかの、すきなひと
「ずっと前から、好きでした。」 あぁ、またか。 3m先には、私の好きな人。 そしてその前で困惑した顔で固まっているのは___私の親友。 どうしていつもこうなんだろう。 学校の階段の踊り場で、1人うずくまる。 嫉妬、そして諦め。 この思いを今まで何度も経験している。 私の親友、莎那は容姿端麗、運動神経もよく、おまけに頭もいい。 莎那に憧れる男子が多いのも納得だろう。 それに比べて、私_玲亜は顔は普通、運動はできず、これといって誇れるものがない。 そりゃ、私と莎那だったら莎那を選ぶよなぁ、、 また失恋だ。 多学年の、全く関わりのないようなマドンナさんなら、まだ吹っ切れる。 でも、相手は私の親友だ。 莎那のいいところも悪いところも知っているからこそ、複雑な気持ちになってしまう。 私、性格わっる、、 この後、莎那にどんな顔で会えばいいんだろう。 莎那と気まずくはなりたくない。 よしっ、教室に戻ろう。 そして、何も知らないふりして莎那と話すんだ。 そう思い立ちあがろうとすると、後ろから聞きなれた声が聞こえた。 「大丈夫?どしたの」 え、? 「千鶴先輩っ?」 なぁんだ、びっくりした。 彼_千鶴先輩は、委員会の先輩だ。 仕事を一緒にすることが多く、色々とお世話になっている。 「いやぁ、ははっ、実は、失恋をしちゃいまして、、」 「え、失恋?玲亜、好きな人いたの?え、誰に?」 「クラスメイトです。 でも、その人が好きなのは、私の親友だったんですよ、、」 「親友って、莎那さん、、だっけ? モテそうだもんねー、あの子。」 「そう、、ですよね、、」 「私、莎那のことは大好きなんです。 でも、どういう顔して会えばいいのかな、」 やばい、泣いてしまう。 「そんなに、、その人のことが好きだったの?」 「、、はい」 初めて隣の席になった時、周りに仲のいい人がいなくて落ち込んでいた私にたくさん話しかけてくれた。 気軽にいろんなことを話せる男友達は彼が初めてで、だんだんと恋心を抱いていった。 もしかしたら、莎那は私の気持ちに気づいていたりして、、 回想に浸っていた私を、先輩の声が引き戻す。 「玲亜さ、俺じゃ、ダメ、なの、?」 「は、」 「俺、玲亜のこと、好きだよ。」 「え、、」 「ねぇ、試しに、俺と付き合ってみない?」 「な、なにいってるんですか、私、彼のことが__ 」 「じゃあ、俺のこと好きになってよ。」 「えぇ、そんなの無理ですよ、いつあの人のことを忘れられるかわからないし、、」 「とりあえず、俺にチャンスを頂戴?」 そういって、先輩は形の良い唇でにっこりと笑った。 7年後___ 私と先輩は、家族になった。
みんなの答え
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めっちゃキュンキュンした!
やほー! ぼたんでーす!!! ≪本題≫ やばい!! めっちゃキュンキュンしたーー!! 少女漫画脳さんの小説また読みた~い 年下からすみませんでした それではまたキズなんで! ばいちゃ!