頑張ろう
「はぁ、疲れた。」 私は今日も頑張った、、、はず。水筒の水を一口飲むと、街灯が消えて静けさに包まれたテニスコートが見えた。 中学1年生になった春、私はソフトテニス部に入部した。先輩や友達、周りの人は全員優しくて、毎日がとても充実していた。 そんなある日、 「こんにちは。今日からここの顧問になります。庄司です。」 新しい顧問の先生が来た。庄司先生は、「ああだからだめなんだ」「こうだからだめなんだ」と、毎日文句ばかりだった。おまけに私の通っているテニスチームのコーチにもなり、毎日ほめ言葉もなく、文句だけを永遠といわれる日々が続いた。 段々とストレスや疲労がたまっていくのを感じた。誰にも相談出来ず、周りには明るく振る舞って我慢していた。 そんな毎日が続いて、今に至る。最近全然笑えていない。いつも笑っているまわりがうらやましい。疲れたし、退部しちゃおうかな、、、。でも、なんか悔しい。まだあきらめたくない。そう思った時ちょうどつけていたテレビから、 「頑張れ!戦う中学生!」 という声が聞こえた。 よし、もう頑張るしかない。そんな気がした。 鏡を見ると、私の顔は満面の笑みに包まれていた。