短編小説みんなの答え:5

クリスマスプレゼント

私は花本 沙織(はなもと さおり) 私は生まれつきの障害で感情っていうものが感じられないらしい。 (沙織はなにか考えたりすることは普通にできるが感情がないため普段ぼーっとしている) 「ウレシイ」っていうものも「カナシイ」っていうものもほかの人には感じられるみたいだけど私は感じられない。 感情がなくても自分だけ違ってカナシイとは思ったりもしない。 あったらどんな感じだろうとは思う。でも一生感情っていうものを感じられないままだろうな。 でも、赤ちゃんの頃からだから、もうなれた。 慣れてるし、感情がないから何とも思わない。 「それに、もうあたりまえだって、思ってる。」 そういう沙織の心の中はかなしくもうれしくもなかった。 本心、感情が欲しいなと思っていた。 そんな中のある年のクリスマス 「明日はクリスマスか。」 ということは今日はクリスマスイブだ。 「ウレシイ」とも何とも感じない。 沙織は、ただ単にぼーっとプレゼント何が来るのかなーと考えた。 べつにプレゼントは何でもいい。 来なくても、あー来なかったんだな と思って終了。 そんなことを考えながら、眠りについた。 朝 沙織は目が覚めた。 もう朝だ。 もうちょっと寝たかったけど、プレゼントは何かが気になって仕方がなかった。 沙織は寝ぼけて壁や机にぶつかりながらもプレゼントが置いてあるはずのリビングを見に行った。 なんとか寝ぼけながらもリビングについた。 クリスマスツリーの下を見る。 「えっ!?」 え・・・そんな・・・ないはずない! 沙織の視界にははっきりと、プレゼントが置かれていないクリスマスツリーが移った。 「プレゼント・・・欲しかったのに・・・いい子にしてたのに・・・」 沙織の顔には何本ものとうめいなすじが光った。 その後沙織は5分間くらいずっと泣いていた。 実は、本人は気づいていないが沙織はクリスマスプレゼントをもらっている。 おわかりいただけただろうか。 今年の沙織のクリスマスプレゼントは「感情」だった。 感情をもらったからこそ、沙織はプレゼントが置かれていないと思ったとき泣いた。 作 抹茶

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