告白がくれた恋のきっかけ
「蒼刀くん…っ…ずっとずっと、好きでした!付き合ってください…っ!」 俺は突然、誰かも覚えていない女子から告白された。 「えっ…と…誰……だっけ…?」 告白してきた女子は俺が言ったことを最初理解していないようだったが、やっと理解したようで、こう言った 「あ…やっぱ覚えてないですよね…運動会の係が同じだった、蒼宮 百合香です」 「あっあのときの…消しゴム拾ってくれた子だよね?」 「はい。あの時から好きだったんです」 思いが本当なのはわかった…けど… 「ごめん、今は…スポーツを優先したいんだ。だから…付き合えない。ごめん」 と言って俺はその場をあとにした。 あの女子はかわいそうだけど、仕方がない。さっきのは俺の本音なのだから。 「蒼刀~~」 「あ⁉何⁉」 振り返るとそこには、幼馴染の宮下 愛華がいた。 「相変わらずでっけぇ声だな…耳元で叫ぶんじゃねぇよ?」 そうすると愛華はいたずらっぽい笑顔でニコッと笑いかけてきた。 その瞬間、俺は不思議な気持ちを抱いた。 【愛華のことが好き】 という気持ち。 ん?これって…… 愛華のことが恋愛的に好きってことか…‥…⁉ 告白されて好きという気持ちに触れたからだろうか… 俺は告白の直後、恋をしてしまった。