短編小説【・・・】
ここは‐‐‐‐私が目を開けると、そこは見知らぬ檻ところだった。 部屋には窓、ドア、ベットがあった、 『ここはどこだろう』 ぐっすり眠っていたのかここに来る前の記憶がない わたしはとりあえず部屋を探索する。 『ここは牢屋のようだ…』 ドアはあるものの全く開かない、 わたしはブルッと震えた。体が濡れている、気づかなかった。 わたしはここ最近、いやここ数ヶ月、ずっと家に戻らずに外で遊んでいる。いわゆる不良だ。 それなのに家族はなにも心配してくれない、そんな気持ちで心が潰れそうだ。 きっと今もあいつらはわたしがここにいるに関わらずのんきに過ごしているのだろう。どうでもいいが。 カチャ (ドアが開く) ある男が入ってきた。 そして私の前に無言でわたしの大好きなご飯を置いた。わたしはとにかくお腹が空いていたので食べた。 普通のご飯を食べたのはいつぶりだろう。 そんなことではない ここを出なければ。 決して前の生活がいいものでは無いが前の生活が気に入っていた。 夜まで起きて道端で寝て余っている食料を食べる。 わたしはその男にここを出たいと言った。 男は出してくれた。たくさんの食料を持たせてくれた。 今日もわたしはのんびり過ごす。 そう。わたしは猫だ。