ひとつのことば 恋愛系?です!
俺の名前は、恋都。自分で言うのもなんだけどめっちゃモテる。学校一。でも一緒に登校してる双子の弟、文都はなあ。モテない。ブスだし。俺の双子の弟として恥だ。 「れんくん、今日のお風呂どっち沸かす?」 「黙れ、そんなのお前に決まってんだろ。忙しいんだよ。」 「うん…。」 はあ。もう文都と縁切りたい。 「おはよう、れん、あや!」 幼馴染の舞だ。舞は俺にも文都にも同じに接する。 「よ!舞!」 「おはよう舞」 俺たちは三人一緒に学校へ行く。まあ校門には俺のファンしかいないんだけど。 「キャーッ!」 「桜木君がきたー!」 「待って、文都いんだけど。最悪、キモいって!」 「うわっ」 文都は俺のファンに嫌われている。まあしょーがねーか。 キキーッ!バン! 事故だ。車と人の。人は血を流して倒れている。 「えっ!」 「どーしよ…。」 俺らにはカンケー無いし、巻き込まれたらめんどいし。 「おい、文都、舞。俺らには関係ないんだから校舎はいるぞ。」 「ダメだよれんくん。助けなきゃ。助かる命も助からないよ!れんくんがそんなに冷たいとは思わなかった。」 「私も行かないよ。れんて冷たいね。」 「は?意味わかんないし。もういいわ。」 俺は校舎に入った。 中休みも俺人気だから人集まっちゃうんだよねー。 ほらほら、もうドアのところに…。 「うわーいるよあそこに、あの冷たすぎる桜木恋都。」 「女子に優しくしてたのは演技だったらしいよ。」 は?何それ。 「演技じゃ無いよ。僕は文都と舞を危険に晒さないようにしたんだよ。」 「喋んな気持ち悪い!菌が移る!」 「そんなの通報すればいいだけじゃん!それに、文都君のこと、恋都君嫌いでしょ!文都君の方が優しくて物知りだし。」 「頭もいいし、謙虚だし。なんかかわいいし。文都君の方がいい!」 「ね!」 こうして、二人はひとつのことばで人生を変えてしまった。