塩対応女子×最強生徒会長LOVE
こんにちは・・・! 短編小説なので、読んでくれたら嬉しいです・・・!一応小説家志望なので・・・それでは! 私は、後入 求利(ごいり ぐり)、中2の女子。 「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああ」 廊下から悲鳴にも近い声が聞こえて、思わず耳を塞ぐ。多分だけど、私のクラスにいる生徒会長・歩使 流歌(ほつ るか)のことだと思う。 流歌は、イケメンで、勉強も運動もできるスーパーヒーローみたいな人で、いつもいつも人気者で、周りにいつも人がいる。 それに対して私は、「近づくなオーラ」を放っているため、声をかける人は少ない。まあ声をかけられても、必要最低限のことだけ話して、塩対応で話すだけだしね。 流歌は、私なんかにも話しかけてくる。 ** ** 今日も学校が終わった。私は学校が好きだから、終わるのが早く感じる。 家に帰ったら、特にやることはないし、読書でもしようかな。 家に帰ると、荷物を置いて、読書に没頭する。 ピーンポーン。 インターホンが鳴った。 玄関に出ると、配達会社の方が段ボールを抱えていた。私はその段ボールを受け取る。すっっっっっごく重くて、びっくりした。 特に頼んだ覚えもないし、何がきたのかと思って、あける。 「・・・なんで??」 思わず声が出てしまった。だって、そこにいたのは。 「流歌?」 正真正銘、流歌だった。 「ぐぇ?」 流歌も、驚いたように目を見開いている。 「し、失礼しました~」 驚きを隠し切れないように、玄関から出ていった。 これは、なんだったんだろう。 ** ** 次の日、流歌とすごく目を合わせれなくなった。 授業中もあのことを考えていて、上の空だった。 そのまま、放課後になり、みんなが帰っていく。 私は、少し残っていこうかなと思うと、勉強道具を準備した。 今日、上の空だったし。 「求利!!!!!!!!!!!」 ドアの方から声がして、静かに振り返る。 流歌だった。 「あ、昨日のことは綺麗さっぱり忘れて・・・?」 捨てられた子犬のような感じだった。 あんなこと、すぐに忘れられる内容ではない。 「無理だと思う」 私は冷たく返した。 「ええ・・・なんでぇ・・・」 流歌の知らない一面を見れたような気がしたのは、気のせいだろうか。 「じゃ、じゃあなんでもするからぁ・・・」 えと、そんなに魅力的ではないけど、かわいそうだし。 「わかった」 流歌の表情が機嫌の良い犬みたいに変わる。 「ありがとぉ!じゃあ何すればいい?まとりあえず家まで送るね!」 家まで送ってくれるのは、別にいらないが、説得されて送ってもらうことになった。 あの時の『かわいそうだし。』は、初めて人の気持ちを考えられたような気がする・・・ ** ** 放課後は、たわいのない会話をした。 小学生が話すような内容だったけど、面白かった。 まあ、表情は変えなかったけど。 その日から、私が先生に頼まれたものを持ってくれたり、ほぼ毎日送ってもらったりした。 流歌は、噂どうりすっごく優しくて、かっこいいお顔が、笑うと可愛くなるギャップもある。 私は流歌と目が合うたびにドキドキと心臓が高鳴るようになった。 多分、これが『好き』ってことだと思う。 流歌は、私のこと、どう思ってるんだろう・・・そう考えると、苦しかった。 ** ** それから2週間が経った。 私は流歌にすっごく惹かれていた。 今日も、一緒に帰るけど、なんの話をしようかな。 放課後になると、流歌と一緒に玄関まで歩く。 流歌は人気だから、廊下を進むのも精一杯だ。 玄関を出て、校門を出る。 「求利・・・伝えたいことがあるんだ」 何か深刻そうな顔をしていた。 「俺は・・・求利のこと、大好きなんだ」 かっこいい生徒会長のイメージとはかけ離れた、甘い告白だった。 「えっ」 驚かずにはいられなかった。 「しっかりしている一面と、話だしたらすごく楽しかったし、小動物のように可愛らしい、そんな求利に惹かれたんだ」 やっぱり、しかし・・・流歌が私なんかと、不釣り合いだ。 「求利は、俺のことどう思ってる?」 ここで素直に好きというべきか迷っていたが、覚悟を決めた。 「私も、好き」 言わずに後悔するなら言って後悔した方がいい。 「じゃあ、付き合ってくれる・・・?」 恐る恐る聞いてきた流歌に、私は今までにしたことない笑顔を見せた。 「でも、みんなには内緒ね、本当の親友2名までなら言っていい」 「分かった。じゃあ、今週の日曜早速デートしよ!」 いつまでも、この幸せが、続けばいいな。