叶わない
ずっと貴女のことが好きだった。 愛してるって言ってほしかった。 なのに貴女はもう、結婚するんだね。 俺と君が出会ったのは小学1年生。 黄色い菜の花が眩しい季節。 家が近所だからって一緒に行くことになった。 最初はぎこちなかったけど、次第に仲良くなった。 中学2年生のとき。 入道雲が夏を運んでくる季節。 テストの点数競って、俺が勝ってばっかり。 ずっと君は意地になってたね。 たまに拗ねる貴女が可愛くて仕方なかったよ。 高校2年生のとき。 街が夕焼け色に染まる季節。 告白したら振られたって泣きついてきて。 あんなに泣く貴女は初めて見て苦しくなった。 けど、貴女がとられなくて嬉しかった、って気持ちもある。 大学2年生のとき。 街行く人のマフラーの色が映える季節。 レポートが終わらない、とかで俺をさんざん頼ってきた。 お礼に、って奢ってくれた缶のコーンスープは美味しかったなあ。 …なんだかんだ俺を頼ってくれる貴女が可愛くて仕方ない。 でも、もう貴女は結婚する。 知ってた、貴女が俺に興味なんてないこと。 でも、太陽みたいに眩しくて、優しくて、可愛い女の子に俺はもう会えないと思う。 たとえ君が俺のことを好きじゃなくとも、 俺は貴女のことが大好きだ 欲を言えば、愛してるって言ってほしかった。 …なんて、叶わぬ恋心を抱きながら、俺は貴女の晴れ舞台に行くよ。
みんなの答え
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あの場所で ~笑顔と感動の物語~
「この世の中で”ー番”なんて言葉は_」なーんて歌いながら私は帰る。 でも、もうすぐこの世界に居なくなっちゃうけどね。 キキィィィィィィ!!!!!!ドンッ…! 痛い。何も見えない。あー、これあれだぁ死んじゃうフラグじゃん。ごめん母さん父s… 私はほぼ即死でこの世を去った。 「…い…おい!」 「ふぇ!?はいぃ!」 「おぉ、起きた。やっぱ俺天才だわ☆」 「えぇーっとここはどこですか?」 「お前…知らないのか?現世でも天国ってのは知ってるだろ?」 いやいや、すぐにここが天国って分かる天才君居ます?って 「天国ぅぅぅ!!?」 「んまぁ天国より極楽じゃないけどな。お前達の世界では天国って呼んでるんだろ?」 「よく知ってるね。」 「たりめぇだ舐めんなここの兵士」 「…?」 「全然分からねぇって顔してやがんな…いいだろう、ここの事みっちり教えてやる」 私は兵士から色々教えてもらった。ここは「ホワイトボーン」。死者が来て次の命をもらうまで働くらしい。 どうやら環境のために水くみや掃除くらいだそう。そして死者はグループになってー緒に過すんだそう。 悪い事を何度かしてしまったら下の国「ダークポジション」に行ってしまうらしい。 それより「白骨」(ホワイトボーン)ってどうゆうネーミングセンスやねん作者。 「んで、お前の部屋はここだな」 「わぁ、結構広いんだ!」 「まあな」 ~数周間後~ 私もここの生活になれてきたんだ。自分でも分かるよ!って……ん? ぺタッ…ぺタッ… ドアの前から誰か歩いてくる。兵士…と誰だ? ギィィィィ 「おーい、お前のルームメイトだ。仲良くしろよ」 「あ…あのッ!ニックネームを使かわせていただきますッ…!くわこです!」 「あッ…よろしく!私もニックネーム使うね!オレンジだよ!」 相手も私の名前を聞いでおどろいた様子だった。くわこって名前どっかで… 「そこ座っていいよ~」 「ありがとうございます…!」 どうも引っかかる。私はこの子を知っている…はずなんだけど思い出せない 「急にごめんね。少し質間していい?」 「いいですよ!」 「誕生日はいつ?」 「7/30です。」 「やっと会えた…」 「オレンジってあのオレンジだよね?」 「うん…!」 思い出した。この子は私の大親友だ…! 「会いたかったよくわこっち」 「相変らずだね。オレンジちゃん☆」
転生悪女は今日も頑張る。
死んだと思ったら、悪女でした。 「えぇぇぇぇぇ。」 鏡に映った自分自身を見て思わず叫ぶ。 仕方ない、だって事故で死んだと思ったらまさかの大好きな漫画の悪役令嬢に生まれ変わってたんだから! いやぁ、死ぬなら転生したいしトラックに轢かれて、って決めてたけどまさか本当に生まれ変わるとは。 驚きだよ。 状況を整理しよう。 イライザ•アイスベルク(現在13歳) 一応、公爵家長女。 物語の舞台はルミエ王国。 魔法の存在する異世界である。 主人公は私の双子の妹、ソフィア•アイスベルク(なんか妹の方が名前可愛いんだけど!) 話の流れをざっくり説明すると、姉にいじめられ続けたソフィアが、魔法学校で王子と出会い、付き合い、嫉妬で自分を殺そうとして悪魔化した姉を王子と何人かの人たちと一緒に倒し、ハッピーエンドという王道ストーリー。 つまり、私は死ぬ。 5年後くらいに。 ……って!そんな悠長にしてられん!私死にたくない! 未来を変えるため、これから頑張っていくぞ! まず、私が真っ先にしたのは筋トレと魔力の特訓だった。 確か、私は王子に腹を刺され、ソフィアの魔法で死ぬ。 悲しいことに私は光属性のソフィアと違い、闇属性。つまり、彼女は私の弱点。 どっちも強いんだけどね! しかも、ソフィアは物語の中盤で全属性になる。 魔法で倒されないためにも特訓は必要! この世界一応剣が主流だし、剣で刺されるから扱えるようになっておきたい! 逃げるための体力も必要だしね。 参考書を読んで、一人、部屋で魔力の特訓をし、毎朝走り込みをし、お小遣いで買った剣で素振りをする日が何日かが続いた。 そんなある日、夕食の時間に王族とのお茶会の話がされた。 「王族とのお茶会!?」 「あぁ、多分婚約の打診だ。非礼が……。」 王族とのお茶会。 漫画での超重要イベントだ。 確か、ここで私は大失敗をして王子から悪女のレッテルを貼られる。 つまり……死亡フラグ! 全力で回避しないと! でも、肝心の「大失敗」を私は覚えていない。 部屋に帰るなり、私は次女のマリーにお願いした。 「マリー!お願い!私に作法と刺繍を教えて!」 「あのお嬢様が……。もちろんです。」 とてもびっくりされた。 確かに私は、妹をいじめたおす悪女だったけど……うん、普段の行いだね。 こうして、日課に作法が加わり、さらに忙しくしているうちにお茶会の日がやってきた。 うわぁ、大きい。 お茶会の当日、私はソフィアと、お目付け役兼従者のマリーと一緒に王宮に来ています! 招待されてる側だからね! 王宮めっちゃ大きい。 しかも華やか。 初めての王宮に踊りそうな心を必死に押さえつける。 ここは死亡フラグ満載の危険な場所なのだ! 走行している間に、部屋についた。 なんか、絵画がいっぱいある!高そうな壺もある! ソフィアと二人きり、話題を探しているうちに、扉から金髪のイケメンが現れた。 王子、ルーク•デュ•ルミエだ。 後ろから側近であり護衛騎士のキースもついてきている。 私たちは立ち上がってお辞儀をした。 「アイスベルク公爵家長女、イライザ•アイスベルクです。以後お見知りおきを。」 「アイスベルク公爵家次女、ソフィア•アイスベルクです。以後お見知りおきを。」 「ルミエ王国第一王子、ルーク•デュ•ルミエだ。本日は来てくれて感謝する。座ってくれ。」 私たちが座ると同時に、お茶やお菓子がやってきた。 私も手土産を出し、お互いに毒味をして見せて食べる。 よしよし、習った通りにできているぞ。 お互いに当たり障りのない話題をしつつ、お菓子をつまむ。 お茶会は、何事もなく進んで言った。 「あ!私、ルーク様に渡したいものがございますの。」 私の言葉でマリーがサッとハンカチを持ってきた。 少し恥ずかしそうな演技をしてそれをルークに渡す。 「その指は。」 「お恥ずかしいことに、少し失敗してしまいまして。」 指に巻いてある包帯を見てルークが心配するところも計画通りだ。 残念ながら、怪我はしていない。 好感度上げ作戦の一環だ。 「見事だな。」 「そんなそんな。」 キースが私のハンカチを見てそう褒める。 ふっふっふ。いい感じだ。 そのまま、万事筒がなくお茶会は終わった。 よかった、脂肪フラウ回避だ。 天性悪女は、これからも頑張る。
いつまでも、君の側に
「誕生日は、普段よりも死ぬ確率が高いんだって」 そう言って笑いあった君は、もう、いない 今日は君の誕生日で、私たちの付き合い記念日で だから、ふたりでデートの予定をずっと前からたててたのに 約束の時間を30分越えても、君はまだ待ち合わせ場所には現れない いつもなら、私より早くきてくしゃっとした顔で笑うのに、 連絡しても既読ないし、電話も繋がらない 私との約束、忘れちゃったのかな、それとも... 悪い予想が、私の頭をよぎる そんなこと考えてはだめだ、きっと寝坊しただけ、そう自分に言い聞かせる そのとき、アナウンスが流れた 電車が一時停止するらしい。人身事故があったんだって その路線を聞いて、私の背中を冷や汗がとおった 君が、いつも使っている路線だ 電車がとまるだけなら連絡できる、それなのに連絡がこないってことは、、 だめだ、これ以上考えてはいけない。そうわかっているのに 考えたくもないことが次から次へと浮かんでいく 気づいたときには、走り出していた 君が、いるかもしれないその場所へ 走りながら、色々なことを考えていた もし私の予想が当たっていたら、もし本当に君がいなくなってしまったら___ だめだ、耐えられそうにない そんなこと考えたくもない。 私は走った 嫌な予想を振り切りながら、自分に言い訳しながら 息が苦しい、足も重い、それでも止まれなかった 涙か汗かわからないくらい顔がぐちゃぐちゃになっているとわかる それでも止まれないんだ。一刻も早く君のもとへ行かないと、、 ついたとき、君は、担架で運ばれている最中だった 血まみれで、ぐちゃぐちゃで、君かすらよくわからなかったけど、服装も髪型も、雰囲気も、私が知ってる君のすべてで 私が君を見間違えるはずがない てことは、本当に、君は... 目の前が真っ暗になった 地面に膝をつき、声にもならない声をあげる 今日の時間と場所を決めたのは私だ。 私が少しでも変更していれば、君は助かったかもしれないのに、辛い思いをしなくてもすんだのに__ 君が死んだのは、私のせいだ その事実が、強く私に突き刺さる 私のせいで君はいなくなった、1番大好きで、大切で、愛していたのに 毎回大切なものは自分で壊してしまう、 なんで、なんで私は、毎回こんなんばっか...っ 本当にごめんなさい 私のせいで、いつもいつも迷惑かけて、最後ですら私のせいで__ まだふらつく足で立ち上がる 私のせいで君は死んだ。 君がいなければ私の存在価値なんてない 君が、私の生きる理由をつくってくれてたんだ 待っててね、すぐそっちに行くから もう、大切なものをなくしたりしないから だから、あと少し、もう少しだけ待ってて 手すりにしがみつきながら階段を上る 救急車のサイレンの音、それがさらに私を追い詰める はやく、はやく君のところへ行かないと その気持ちだけが私を動かす そのとき、急に目の前が明るくなった 遠慮気味に開かれた窓から、日差しが差し込んでいる ああ、もうすぐ君に会えるよ やっと君と一緒にいれるんだね、 私は微笑みながら窓に手をかける 暖かい日差しに包まれて、自然と口角が上がった 柔らかい風が私の頬を撫でる 私は、その風にのるように身を投げ出した ふわりと優しい風に包まれる 地面が目の前だ 私がそっちに行ったら、君はどう思うかな 来るのがはやいって怒られちゃうかな、それとも... そんなことを考えているうちに地面は迫ってくる 考えてもきりがない、そんなの君に会ってから話せばいいか 私はまた風に身を任せる 今から、君に会いに行くよ___ 気づいたら、君が目の前にいた 驚いたような、ほっとしたような、そんな表情だった やっと君に逢えた ずっと、逢いたかったんだよ これからはずっと一緒にいられる、 色々な感情が襲ってきて、涙がこぼれる 君は、いつもの優しい表情で微笑みながら、静かに涙を流していた 『ねえ、私ね、君といられて、すっごい幸せだよ』 今までの想いを、君に吐き出す やっと一緒にいられるね、愛してるよ でも___ 君は、まだ苦しそうに笑っている どうしたの、ねえなんで、君は苦しそうなの? 私と一緒にいられるんだよ...? 「なんで...なんで僕と一緒に」 そのとき、君の声が微かに聞こえた それはほんとに辛そうで、苦しそうで どうしたの、と問う必要はなかった 君が、続きを話してくれた どうやら君は、生き延びたらしい それに気づいて、嬉しくて、涙が溢れた 私はもう死んだ でもね、これからはずっと君の側にいられるよ だからこれからも長生きしてね、いつまでも君のことを見守ってるから___ 冬華です!! 楽しんで頂けたら光栄です 文字数制限が、
吐き出せたらなら
「でね、その後が酷くって!」 「そうなんだ…大丈夫?」 友達の悩みをよく聞いてあげている。 友達が悩んでいるなら極力助けたいし、 話を聞くだけでも気を紛らわせられる。 友人は笑みを浮かべながら帰って、 私は愛想笑いを張り付かせながら見送る。 彼女の力になれてよかった そんな想いと 私の悩みは聞いてくれないよな という想いが浮かび上がる。 それがいつものルーティーン。 朝日に起こされて体を起こす。 まだ眠たい目を擦り顔を洗う。 朝食を摂って、たまの休日だからと 紅茶を淹れて。菓子を準備して、 映画を見て。 映画はとても面白かった。 面白かったのとは裏腹に、 紅茶も、菓子も、美味しいはずなのに。 不味く、筆舌し難いほど不味く感じて、 それを無理矢理噛み砕いて飲み込む。 それはいつものことなんだけれど。 就寝前。 自分のことを振り返っていた。 友達や親に信頼されて、 いろんな話を聞かされてきた。 聞きたくもない様なことも、自慢話も。 そういえば、私は何か話したことは あっただろうか。 不意に頭を掠めた思考は、 通り過ぎることなく頭の中を駆け巡った。 聞かされる度に吐きそうになった気持ち。 スッと心が軽くなった気がして、 トイレに駆け込んだ。 未だに気持ちは吐いていない。 もし吐けるとするなら、 あの日の紅茶も、菓子も吐いたのだろうか。 どちらにせよ、私には無理な事だった。 飲み込んでしまうから。
私の恋
「美羽の好きな人って誰?」私はそう聞かれてドキッとした。何故なら好きな人が目の前にいるのだから。 「そ、そーゆー春樹はどうなのよ、。」「俺?まぁ、いるよ」えええ!ど、ど、どうしよう。私春樹の事好きなのに! 多分私じゃないよね、好きな人。はぁー失恋しちゃったよ。「どうした?」「ううん、そ、そういえばもうすぐ夏祭りだよ ね、!春樹は誰と行くの?」話をそらしちゃった、!!「俺は美羽と行きたい。」私は飲み物を吹き出しそうになった。 「あ、うんいいよ、、」待って待ってどうゆう事!?もしかして、春樹の好きな人私!? 夏祭り当日私は待ち合わせの時刻より早く着いてしまった。今日は春樹に告白しよう。もしダメだったらどういう反応しよ う。ところが春樹は来なかった。1時間2時間も過ぎても来なかった。春樹は交通事故に会ったらしい。彼は、死んでしまっ た。「ど、どうして。。死んだの、。」私は彼と一緒に撮った写真を見た。パラっ、あれ?何これ?紙にはバラが3本ある 絵が書いてあった。下には春樹とも書いてあった。私は涙を流した。あぁ、もっと早く告白しておけばよかった。 バラ3本の意味 愛してる