恋の夢の伝説
私の住んでいる町には、ある伝説がある。それは ー恋の夢。 「ねえねえ!!そろそろあの日だねっ」 「ねー!」 「何が?」 「知らないの~?あ、そっか由夏(ゆか)は引っ越してきたし~」 「そうそう」 私の名前は、田村由夏。小6です!どうやら、何の日かがせまって 来ているようです。 「でね!あの日って言うのは...」 ーー私達の住んでいるここら辺の町にはある、〈恋の伝説〉があるの。 それで、毎年5月5日22:00前後に、寝ている女子が夢に好きな男子が 出てきたらその夢は本当になるんだって。でもその夢を見れなかったら、 その恋は絶対叶わないの。ーー 「へぇー...伝説、ねぇ」 「でさぁ、今日は5月3日でしょ?明後日だよっ!?」 「ひゃードキドキするっ」 「...」 「ねーえ!!由夏は、佑真(ゆうま)が夢に出てくればいいよねぇ?」 「え、いや、ええええ別に?」 佑真は、私の幼馴染み。私の好きな人。片想いだけど... 「わっかりやすーいw」 「まっ、素直になれーぃ」 「だから...!!」 「だから?」 「違うの?」 むぐっ!2人が反応した...別に、別に... 「...違くは、...ない」 「「うぇーいっ」」 もぉっ!! 「...今日は早く寝ないと...」 今日は例のあの日。 いやいや、信じてなんかないしっ! そんなこと思ってるうちに私はまぶたを閉じた。 ーーとことこ、階段を歩いていた。 「何眠そうにしてんだよ」 「えっ?あ、ゆーま...」 「ちょっ大丈夫か?」 「うん...少し調子悪くて...」 「保健室いくか?」 「大丈夫。もー心配性~!!アハハ」 《ぺたっ》 「あっつっ!!!」 「え」 「なんか顔赤いし、、大丈夫かよ」 「それは佑真のせいだよっ!!」 「は?」 「......好きだから、」 「え?何」 「好き、だよ。佑真のこと」 「...俺も。」ーー 「はっっ!!」 何だこの夢っ!?、もしかして?もしかして? なわけないよね。はあ、ばかだー私...! なんかクラクラする。なんでだろ...はーぁ。 「何眠そうにしてんだよ」 「えっ?あ、ゆーま...」 「ちょっ、大丈夫か?」 え?夢通り。て、ことは? 「好き、だよ。佑真のこと」 「...俺も。」 ニコッと笑う佑真は、夢通り。