黒いココロ
なんで、今日もわたしは、水をかけられてるんだろう。 なんで、今日もわたしは、這いつくばって教科書を探しているんだろう。 理由はひとつ。いじめられているからだ。 原因?そんなの、知るわけない。 あいつらが、勝手にいじめてきてるだけ。 そう。悪いのは、全部あいつら。 わたしは、悪くない。あいつらが、消えればいいのに。 ……死んじゃえ。 死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ。 二度と、わたしの前に現れるな。 消えろ消えろ。永遠に消え去れ。 なに、あの黒い塊。 こっちにくる? ……いや、来ないで。やめて。 「苦しいんでしょ?苦しいよね」 やだ。わたしを、そんな目で見ないで。 「わたしが、解放してあげる。願いを、叶えてあげる」 え……本当?あいつら、消してくれる? 「いいよ。わたしが、消してあげる。でもね、その代わり…… あなたのココロを食べさせて」