嘘つきな私は私のやり方で私を救いたかったです、、
この世界に天国なんて存在しない。 神様なんていない。願っても叶えられない。 自分の欲しいものは手に入れられない。 それは決められた事実。 なのに、 なんでいつも願ってしまうの? 『果歩』 「かほ~~一緒にご飯食べよ!」 「いいよ~」 かほ、、かほとは偽名だ。私の偽名、中西 果歩(なかにし かほ)。 本当の名前は何なのかわからない。親の愛情を知らずに育った私は寂しい、悲しい、楽しいなどの感情を 持つことができなかった。涙なんかは出ないし、笑みもこぼれない。そんな私に天国なんかない。 「いっただっきまーす!」 そんな私を支えてくれるのが、長嶋 瑠々(ながしま るる)。 この子だけは私の事情を知っており、いつも気にかけてくれていた。 本当はるるが一番つらいはずだ。幼いころに私と同じで感情をなくし、 自分自身が誰なのかわからなくなってしまったのだから、、 それに、、 「ねぇねぇ、この卵焼きめちゃくちゃおいしいよ!一個いる?」 「うん、じゃあもらおうかな」 「はい!どうぞ~」 こんな感じでいつも明るいのに、本音は話さない。話したとしても嘘しかつかない。 なんでかな、、私にぐらい、話してくれてもいいじゃん!私の悩み事は聞いてくるくせに、、 自分のことは話さないなんて、、 卑怯だよ、、、そんなの、、 「ねぇ、るる」 「ん?」 「何か悩んでることない?」 「ないよ!私は元気だもん!」 「嘘つき、、」 「え?」 「るるの嘘つき!」 そのまま私は立ち去った。 『瑠々』 「るるの嘘つき!」 「え?ちょっと待って!」 かほはそのまま、私の声を聞かずに行ってしまった。 かほ、、、嘘つき、、か、、たしかにそうかもしれない。かほにも、みんなにも嘘ついてるからね。 でも、仕方ないじゃん、、嘘しかつけないんだから、、もう、本当のことを言って、、、いろいろ言われるのは、、 嫌なの、、、また、、また、、 だめだめ、、またダメな方にいってる。しっかりしないと、、 「嘘つき、、か、、」 かほにだけは言われたくなかったな、、、かほは何も言わずにそばにいてくれると思ったのに、、 【数年後】 『果歩』 あれから、るるとは話さなくなった。るるに話しかけようとしても声が出なかった。 あんな終わり方なんて、、、最悪だな、、 あの日、、、いっそるるに、本当のことを言えていたら、、 私は数年後のあなただって、、言えていたら、、 あなたの未来を変えるために来たっていえていたら、、少しは変わっていたのかな、、 でも、、結局変わらなかったな、、それどころか、もっとひどい結果に、、 るるは、、、長嶋 瑠々は14歳で自殺した。私が死んだのは15歳だけど、 もっと若くして死なせちゃったな、、、、 終わり 読んでくれてありがとうございました。今回はいつもと少し違うエピソードにしました。 あなたの身の回りにも瑠々ちゃんみたいな子がいるかもしれません。 そんな子がいたときは何も聞かずにそばにいてあげてください。 そのほうがその子が安心すると思います。感想待ってます。
みんなの答え
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すごー!
やっほー!もちのあんです♪ すごすぎです!もう本当に天才か!? 結末が少し悲しいけどすごい良い話だと思います! るなさんの短編小説またみたいな! 読んでくれてありがと!バイバーイ!