短編小説みんなの答え:0

表の顔、裏の顔、

私は今日から6年生。ああ、緊張するな。え?緊張するなって?だってだって、初めてが多すぎるんだもん。 初めての教室、初めての先生、初めてのクラスメイト、、、。初めてが多すぎる!緊張したってしょうがない。 未来の自分は楽しくしているかな。まあ、楽しいと思う!だって今までそうだったもん、、、! ーそれから1か月ー 「おーい、ライライーー!」と私のあだ名を呼ばれた。「どしたの?なんかあったの?」と彼女達に私は問う。 「実はさ、ここみって『いかっちゃオンライン』持ってないんだってよー!酷くね?今まで知ってる感じで話してたけ ど、あれ嘘だったんだってー!」と彼女達は言う。私は「え、嘘ー!最悪じゃん!」笑いながらと答えた。 しかしそう言ってから気づく。(どうしよう、私、ーーーーーーーーーーーー。) 彼女達は気づいていないが、私の顔からポタポタと汗が流れた。その時、丁度チャイムが鳴った。彼女達は 「嘘。せっかく話してたのにー。最悪ーー。」と残念そうに言っていた。だが、私にとっては救いのチャイムだった。 次の休み時間、彼女達に呼ばれる前に図書室に向かった。別に追いかけられている訳では無いのだが、夢中で走っていた。(どうしよう、どうしよう、私も、私も、『いかっちゃオンライン』持ってない。何故、あの時、笑ったんだ。 私も、ここみちゃんと、一緒で、持ってないのに!) 私の思考の中でも息切れしているのかよく分からないが「、」が 多くなってしまう。きっと今の私は、何か怖い物を見た様な顔をしているだろう。 ここみちゃんはYouTubeを見て「いかっちゃオンライン」の事を知っているだろう。私も、YouTubeで知っているのだ。 持ってないのに何故、笑ったんだろうか。表の顔は笑っていたが、裏の顔では怯えていた。ああ、どうしよう、、、。 ー次の日ー 「あれー?ライライ来ないね?」「確かに」「というか昨日慌てて帰ってたけどなんだろう?」と色んな言葉が飛びかう。彼女達とここみは知らない。ライライしか知らない真実をーーー。 その日からライライは来なかった。  (終わり)  (『いかっちゃオンライン』は作者の空想のゲームです。)

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