短編小説みんなの答え:7

赤い 薔薇の 花.と,白い 雛菊の 花。

タッタッタッタッ.′ 私・琴石 香蓮(こといし かれん)は, 急ぎ足で,茶華道部の部室に向かっていた。 茶華道部の顧問は,時間に厳しいから, 少しでも遅れたら,長時間の説教をされてしまう。 と,言っても部員は,4人しかいない。 1人目は,私・琴石 香蓮。 2人目は,私の友達・萩森 聖那(はぎもり せな)。 3人目は,先輩の,雲南田 琥羽空(うなだ こはく)先輩。 4人目は,同じく先輩の,布瀬 絢弥夢(ふせ あやめ)先輩。 私は,琥羽空先輩のことが好き。 だけど,琥羽空先輩は,超イケメンで, 女子は,誰もが憧れている。 って,こんなこと考えてないで,急がないと… 「失礼します。遅れてすみません…」 礼をして部室に入ると,そこには, 琥羽空先輩しかいなかった。 (あ.′そう言えば,聖那は,用事があって, 今日は,部活休むって言ってたな… それに,絢弥夢先輩も,先生も今日は,来れないって言ってたよね??) (うそ…もしかして,琥羽空先輩と,私だけ!?) 耳まで真っ赤になりながら,私は, 「あのっ‥‥今日は,よろしくお願いします...」 と,先輩に挨拶をした。 「うん。よろしくね。香蓮ちゃん。」 先輩は,そういった後に,赤いバラの花を私に渡した。 (え?どういう事なの?もしかして…) 私は,茶華道部に入っているから,すぐに意味が分かった。 赤いバラの花言葉は,『愛しています』という意味があるの。 私は,急いで,部室から,白いヒナギクの花を探し,琥羽空先輩に渡した。 ヒナギクの花は,『私も同じ気持ちです』という花言葉。 私たち2人は,微笑み合って,お互いにあげた花をこっそりとバッグの中にしまった。 ******************** それからというもの,私と琥羽空先輩は,2人しかいない 部活動の日には,必ず,バラの花とヒナギクの花を交換する。 琥羽空くんのバラの花と私のヒナギクの花。 互いに花を渡し合うのは,とても幸せな時間だった。 花は,ただ咲いているだけではなく,ちゃんと 意味があるし,きっと心に秘めていることがある。 もし,あなたも思いを伝えることが難しかったり, 不安だったりしたら,花を頼りにしてみれば? きっと,きっと,思いを伝えることが出来るはず。 私たちのように____

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