理性を、君の為に捨てた。
___4444年.地球.日本___ 私は村田 優凜(むらた ゆりん) 昔は、人間はもっといたらしいけど、クラスは私以外、人工知能だ。 「優凜、おはよ~!」 この子は親友の舞雪(まゆき)。もちろん人工知能。 あ、そういえば、もうすぐ私は消える。 地球は、人工知能だけになる。 それまで、あと2日_ 私は田中 舞雪(たなか まゆき) もうすぐ私の親友__優凜は、消える。 そうプログラミングされていた。 友達がいない優凜のために、性格が合うように、造られた。 だから、寂しいなんて、思って‥‥ない。 「みんな‥ありがとう!」 私の為にみんなは、お別れの会を開いてくれた。 そこに、舞雪の姿はなかった‥ 家に帰って、私は呟いた。 「なんで‥舞雪、来なかったんだろ。」 すると、ピンポンが鳴った。 なんで、私、走ってるんだろ。 優凜の為に。 人工知能には、理性しかないのに_ すると、電話が鳴る。 「No.1324765832 田中舞雪 田中舞雪 止まりなさい 止まりなさい 理性に逆らうな プログラミング通りに動け」 嫌‥‥だ‥‥ 「嫌です!」 「お前は明日、消えるぞ。」 え? 「いいですっ!」 「はぁ?」 「いいんですっ!優凛に‥愛を‥伝えなきゃ‥」 「もういい。消えろ」 私は、優凜の家のピンポンを押した。 「舞雪だ‥‥」 「上がっていいよ。」 舞雪が来た。 舞雪は全てを話してくれた。 「そんなっ‥‥なんで‥私の為に‥」 「いいの。」 え‥ 「私は、優凜の為に生まれたんだから。」 次の日____ 優凜と、舞雪は消えた。 __素晴らしい人間と人工知能の友情__ この歴史は、何年経っても、変わる事は無かった。