お母さんなんか大嫌いだ。
登場人物…中学生の花と花の母さん お母さんなんか大っ嫌い…! 私は部屋の中で1人で泣きながら叫んだ。 ーー 私はずっとお母さん 1人で育ててもらっていた。 もちろん仕事をしないとご飯も食べれないし 学校にも行けない。 だからお母さんは私が中学校に登校してから 一日中スーパーで働いている でも、お金はあんまりもらえないみたい… 頑張って家賃と少しのご飯を買えるくらい。 クラスメイトは、 「新しい洋服買ってもらった!」 「外食に行った」 「遠くにお出かけした」 こんな話を日常的にしていた なんで私はお洋服も買ってもらえないし 遠くにも外食にも行けないの? 普通じゃないのかなあ こんなことができないのは、お母さんのせい そうやって思うようになってしまった。 私が成長するにつれお母さんも疲れが出るようになっていた。 学校から帰るといつも寝込んでいて、 料理もこれ食べてとかいた、付箋が貼られている おにぎりが毎晩置いてあった。 「お母さん!最近疲れてない?たまにはさ、お休みの日にお出かけしようよ しんどいんだったら病院もいきな?」 「ごめんなさいね花。お母さんは全然大丈夫…! 花のためにお金は貯めなきゃだし、病院も大丈夫。」 お母さんは大丈夫と答えるばかりだった 数ヶ月後。 母は癌にかかっていたらしい。 病院にも行ってなかったせいで、手術しても治らない 段階だった。それで、スーパーで倒れたらしい。 病院に急いで行った。今までにないくらいの速さで。 でも、病室に行くとお母さんはもう息を引き取っていた。 「申し訳ありませんが、お母様は息を引き取られました。」 いやだいやだいやだ。 こんな現実認めたくない なんでお母さんはこんな無理したんだろう 私のせいなのかな? なんで辛いことを言わなかったの 相談しなかったの? もっと話さなかった自分が憎い 「すいません…」「なんですか?」 「お母様から手紙です。」 なんだろう。 20××年。2月16日 花へ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー まずは謝りたいです、 l ごめんなさい。ほんとはもっと花の成長を見たかったな、 l 病院行かなかったのもお金を貯めてたからなの。 いっぱい我慢させちゃったよね お洋服も、お出かけも、誕生日にケーキも買えなかったよね。 一番辛いのは花だったよね、我慢させちゃってごめんね。 私は花が一番大切で大好きだったよ。 お母さんより。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー とっても優しくていい人なお母さんは大好き。 でも、自分を責めちゃうお母さんが私は大嫌い。 ごめんね。