短編小説みんなの答え:6

【あの日誓った言葉】

「おはよう」 と後ろから声をかけられた。 そこにはいつも通り、優花が立っていた。 私はすぐに笑顔で 「おはよう」 と返した。 「ねぇ…今日、なんの日か知ってる?」 優花は笑顔で言った。 「今日…?知らない。」 私はこう返した。 優花は重そうな唇をあけて喋り始めた。 「今日はね、特別な日なんだよ。」 「特別…?」 私は意味が分からなかった。 特別ってどういうことなのだろうか。 次に優花が喋った言葉はこうだった。 「その特別っていうのは、優花が退院してから1年ってこと!」 私はハッとした。 優花はもともとがんを持っていて、ずっと入院していた。 それからもう1年がたった。  「確かに…そうだったね。 時の流れは早いね。」 「そうだよね。1年間元気で嬉しいな… これがずっと続けばいいのに…」 「そうだね… でもきっと、2年目も元気だよ!」 私はこのとき、これが普通の日常だと思った。けれどもこれは 長くは続かなかった―― それから1ヶ月がたったある日、優花は急に学校に来なくなった。 私は不安になった。 また入院…?それとも普通に体調不良…? 私は学校が終わってからすぐに優花のかかりつけの病院へ向かった。 私の足は重い。いつも通りに動かない。 それくらい、嫌な予感がした。 病院についた。優花の部屋番号を訪ね、教えてもらったところへ行く。 病院は走ってはいけないことはわかっている。 でも今はそれどころではない。 「優花…無事でいてね…」 その言葉が頭をよぎる。 優花の病室に着く。そっと扉を開けるとそこには優花の母が泣き崩れていた。 私は訪ねた。 「優花は…?」 優花の母は深刻な顔をして言う。 「ついさっき亡くなったわ…」 私は大声で泣き叫んだ。 今はどうだっていい。 私の大親友を亡くしてしまったから。 私は1時間ほど、病室で泣いていた。 そこに看護師さんが来て酸素マスクを外そうと優花の頭を持ち上げた。 するとそこには―― 力がない優花の字で書かれた紙があった。 そこにはこう書かれていた。 「ごめんね 私のせいで… 最後に私の願いを叶えてほしい。本当はね、 『アイドルになってキラキラなステージに立ちたい。』お願いね」 と書かれていた。 私はこう思った。 「優花が叶えられなかった夢を絶対に叶えるぞ…」 私はそう決めた日から毎日レッスンに通った。 そして、オーディションの結果が届く。 そこには―― 『合格』と文字が書かれていた。 初小説どうでしたか…?感想をくれると嬉しいです!

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