私のコンプレックス
私は沢田綾香(さわだあやか)。中学2年生! 私は、人前に立ったり、緊張したりすると顔が赤くなってしまうコンプレックスを持っている。 これが嫌で、悩む毎日…。 そんな私は、新学期が始まって、恋をした。 彼の名前は原田海斗(はらだかいと)。お互い苗字に田がついている、それだけで興奮してしまう。イケメン高身長で、まさに誰もが望むタイプだ。 この恋は、一目惚れから始まった。 当然、初日から彼は女子に取り囲まれ、かなり人気だ。私が近づけるはずもなく、ただ眺めているだけだった。 私と彼は、ただのクラスメートという関係になっていた。 この後、1人ずつ前に出て、自己紹介をするらしい。赤面症のコンプレックスを持っている私は、地獄でしかなかった。 自分の番がどんどん迫ってくるたびに、心臓の音が大きくなり、冷や汗をかいている。 私の番だ…。 「え、えっと、私の名前は沢田綾香です…。」 顔が赤くなってるのがわかった。 「よ、よろしくお願いします…。」 顔が熱い。ものすごく赤くなってるようだ。 自己紹介が終わり、席に座り、1人うつむいていた。 (これだから人前に立つのは嫌なんだ…。) 全員の自己紹介が終わり、休み時間になった。 「ねぇ。」 誰かに声をかけられた。顔を上げると、そこには海斗くんがいた。 「え!?海斗くん!どうしたの??」 「えっと…その…。自己紹介の時、恥ずかしがってるの可愛かった…。」 「え…?」 驚いた。それ以外の感情がなかった。憧れたイケメン高身長の海斗くんに話しかけられたこと、そして、可愛いと言われたことが、嬉しさと驚きでたくさんになった。 私は恥ずかしくなってまた顔が赤くなった。 その顔をのぞきこんで、彼はにこにこ笑っている。新学期、幸せなスタートで始まった。 読んでくれてありがとう!これは、みんなにキュンキュンを味わって欲しいのと、赤面症をもっとたくさんの人に知ってほしいっていう気持ちがあって書いたよ!