少しの希望・・
「今日は全国的に暑いでしょう。」テレビの中のキャスターが言う。 「どうしようかな。特にやることもないし。」 私は花音。(かのんと読むよ)小3のただの女子、なようだが実は超能力を持っている! 「別に何でもいいんだけどな。だって花音、夏休みの宿題も終わったんだろ?なら、家でゴロゴロしてていいじゃないか?」そう言うのは幼なじみの晴人。(これではるとと読む)こっちも超能力者だ。 「でも、ちょっとだけ、夏だってこと、したくない?」 「わかった。そしたら近くの公園にでも遊びに行くか?」 そして、私たちは公園に遊びに行くことにした。 自転車で走っていると、ドン、と音がした。そしてその一瞬でみんな大混乱になった。 だって空から隕石らしき何かが降ってくるんだから! スマホでニュースを見てみると、さっきのキャスターの慌てたような声が聞こえる。 「東京上空に隕石らしき物体が確認されました!皆さん。今日が最後の一日になりそうです。きょうを大切に過ごしてください。」 晴人と私は顔を見合わせる。日本を、ううん、世界を救えるのは私たちしかいない! あれから1日後。私たちは隕石を破壊して地球を救った。 みんな奇跡だと泣き叫んでいた。 そう、私たちは、昨日、「明日」という奇跡をつくり出したんだ。