短編小説みんなの答え:4

最後は笑って〈#卒業〉

僕の学校は田舎の学校だ。全校生徒は少なく100人ほどしかいないし、一つしかクラスがない。そして、俺ら…6年生は学校の中で一番人数が多い学級だ…34人、あと1人増えたらクラスが二つになるギリギリのところで持ち堪えてる。六年間一緒の俺たち、ものすごく仲がいい。たまに喧嘩もするけど、すぐに仲直りする。俺らはずっと仲良しなんだ…そう思っていた… しかし、俺たちは六年生…楽しい時間が増えるということは卒業する時がどんどん近づくことを意味する。卒業まで刻々と時間が過ぎていく。5月には修学旅行へ行った。夏休みには地域の盆踊りでみんなで輪になって踊った。9月には小学校最後の遠足で、みんなで笑い合った。冬休み明け、校庭に積もった雪でみんなで遊んだ。そして、3月…暖かい風が肌に触れる。そして、俺の席の隣のユウが話してくる。 「なあ、卒業式泣くか?俺は泣かねえーよ!」 俺は答えた。 「泣かないだろ。そんなん恥ずかしいし。」 でも前の席のリリはこう答えた。 「私は無理だなー。だって六年間一緒でしょ?中学はみんな違うらしいし…」 俺らは色々なところから来ている。だから中学校は離れ離れになってしまう。それを思い出した途端、胸がズキズキした。 「そうだよなーやっぱり我慢できねえ!」 タカシは諦めたように言った。 俺はどうすればいいのだろうか?俺はどう「さようなら」を言えばいいのだろうか?考えれば考えるほど胸がズキズキしてくる。俺は考えるのをやめた。 夕飯を食べ終わった後、俺はお父さんに聞いた。 「ねえ、お父さんはどうやって卒業した?」 お父さんは少し考えてから言った。 「うーん…お父さんの学校はお前のとは違っておおきな学校だったからな…仲良しな子も少なかったよ。その子は別の中学に行ってしまうから、お父さんは笑顔で言ったんだ。〈ありがとう〉ってな。」 そうか…笑顔で言えばいいのか… 「ありがとう!お父さん!おやすみ!」 俺はすぐに部屋に戻った。 そして卒業式当日。俺は綺麗な衣装を来て外に出た。 「おはよう!」 「「「「「「「「「おはよー!」」」」」」」」」 俺らは時間になるまで体育館の前でスタンバイをした。 「うあーもう泣きそう!」 「泣くなよ!」 俺は周りの声を気にせずに大声で話した。 「みんな!」 みんなが話すのをやめた。俺は息を吸った。今日で最後なんだ。今日で、今日で、今日で… ………あれ?おかしいな、涙が止まらない… 俺はくしゃくしゃの笑顔で言った。 「みんなありがとう!」 暖かい風が吹き始め、春がやってきました。 そして、今日 僕たち 私たち 34名は 〈今日、卒業します!〉

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