寄り添ってくれた親友
現在不登校中の高二、七香です 母も父も私を学校へ無理やり連れて行こうと必死だ そんなこんなで私は家にいても 居場所がないなと感じるようになった 唯一の楽しみは猫や犬の動画を見ることだ 癒される。 でも、夜中に見てるのが父にバレて… 怒られるかと思ったけど、そんなに動物が好きなら買いに行くか! と逆に楽しそうに言った。 最初は戸惑ったけど小さい頃から好きな動物を飼うことは 私にとって最高だ! ペットショップに着くとたくさんの犬や猫、ハムスターなどの動物がいた か、可愛い… 長い時間見惚れていた。 この子かわいいな… トイプードル元気いっぱいで私とは真反対だけど こっちも元気になれそう… この子がいい! 父はokしてくれた。やったー! お名前はどうしますか? うーん…じゃあチョコで。 いい名前ですね 翌日またここへ来てください^ - ^ お願い致します 店員さんも優しそうでなによりだ。 翌日ーーーーー うわぁぁ可愛い♡ 思わず声が出てしまう それから私は大事に大事に育てた お散歩に連れて行ったり、ご飯を作ってあげたり 一緒に寝たり… 時間はあっという間に過ぎていくな… ーー 一年後 学校に行ってみたい。 母に相談してみた。一時間だけでも少しずつ行けるようになりたい チョコと一緒にいると元気が湧いてくる 精神的に辛かったけど、回復してきたと思う 母も父も喜んでくれた チョコとは接する時間が短くなるけど、 絶対遊んであげるから!約束ね! そう言って私は学校へ向かった 教室に入ると視線が怖かったが、すぐに声をかけてくれた 次の日には親友もできた あぁ、学校ってこんなに楽しかったんだ。 そう思えるようになった 親友と電話したり出かけることも増えていった ワンワンっ! チョコ!電話中だからちょっと静かにしてね チョコ。勉強中だから遊ぶのは後でね! チョコ、私出かけてくるねー! クゥーン そういえばチョコと最近遊んだっけ…? でも、チョコは私がいなくても大丈夫だよね! 次第にそう思うこともあった。 そうこうしてるうちに大学生になった。 私は芸術家になりたい! 母も父も応援してくれた ありがとう! 大学は家から遠いから一人暮らしすることに決まった 「チョコ。寂しいと思うけど、少しは帰ってくるからね。」 寂しいけど、夢を叶えるためなんだ! でも、絵を描いたり、アイデアを考えるのはとても時間がかかる だから実家に帰ることができなかった ガチャッただいまー 一人暮らしにも慣れてきたなー チョコ元気にしてるかな。 その時母から電話がかかった 「どうしたの?」 「チョコが…」 「え?」 え?チョコが死んじゃうの? 嫌だ嫌だ 急いで車に乗って実家に向かった どうしよう 心臓がバクバクしている。 チョコの事で頭がいっぱいだ やっと実家に着いた お母さん! チョコはどこ!? チョコはもう年をとって死ぬ間際だ 急いチョコに駆け寄った 「チョコぉ、チョコぉ…」 「遊んであげられなくてごめんね…帰ってこれなくてごめんね」 涙が止まらない チョコは息を引き取った。 チョコは私を元気づけてくれたな。楽しませてくれたな 思い出が蘇ってくる チョコのおかげで私はここまでこれたんだ 寄り添ってくれた1番の親友だった。 もうちょっと遊んであげたらよかった。 母「そんな姿見せたらチョコが悲しむわよ」 そうだよね。 チョコに夢を叶った自分を見せなきゃ! 天国のチョコへ 今までありがとう。 大好きだよ チョコのお葬式に ミヤコワスレという花と この手紙を添えた。 チョコへここまで連れてきてくれてありがとう。