2人の甘い恋
作・陽葵「ひまり」 「あの!好きです。付き合ってください!」 「ごめんね。その気持ちは嬉しいけど、僕もう彼女がいるんだ。」 ~葵目線~ あぁ。振られちゃった。まあ、そうなるよね。このブスな私がクラス一のイケメンの蒼[あおい]くんと付き合えるわけないよね。あー私の初恋が終わっちゃった。桜より早くちっちゃったなぁ。桜よりはもつと思ってたけど、まぁそんなもんない。悲しいけど、現実を受け入れなきゃ。もう初恋のことを忘れよう。ろくなことにならない。 授業中 「葵さん!この問題の答えわかりますか?、葵さん!」 あー初恋のことやっぱり引きずっちゃって授業に集中できないや。そりゃ憧れの葵くんとは無理だって知ってたけど彼女がいるんだって。悲しい。先こされちゃった。ああ、もうむり。 放課後 (体育館倉庫に来て)って書いてたけど、なんで?私はもうふられちゃったのになんで振られた人から手紙が来るんだろう。 ~蒼目線~ あー。ふっちゃった。好きだったのに。ああ、とっさすぎて彼女がいるって嘘ついちゃった。きっと悲しんでるだろうなぁ。それに、きっと僕のことなんてもう気にしてないよね。どうしよう。告白、自分からしたいからっていうのもあって嘘ついちゃったよ。これは僕と彼女の付き合うチャンスだったのになぁ。残念。 ん?ちょっと待てよ。告白したかったのなら、放課後に体育館倉庫とかに来てもらって告白すればいいじゃん!ド定番の告白方法ですればきっとわかってくれるはず。もう一度僕は思いを伝えてみることにする。伝えず、後悔するより伝えて後悔する方が良い。 そして放課後がやってきた。緊張する。でもやらなきゃ。彼女に僕は告白するんだ! 「「あの!」」 まさかの僕とあおいは同時に告白した。やっぱり思いは一緒だった。もう一度伝えてみてよかった。 その後思わず甘いキスをしてしまった。まぁいいかとても大好きな人なんだし。 ~葵目線~ 「「あの!」」 あ、やっぱり思いは一緒だったんだな。安心した。どうやらふられたのは自分から告白したかったからだらしい。でももう関係ない。だって私と蒼は、きっとベストカップルだから。 そして 10年後 「オギャー」 かわいいかわいい双子が生まれた。その子たちは名前は、朱[あか]ちゃんと紅[あか]ちゃんと名前がつけられた。どうやって区別をしたかって?それはかわいい紐を付けた。朱ちゃんのほうは、ピンクのハートが入った赤い紐。そして紅ちゃんは、ピンクの蝶々が入った赤い紐、それぞれ赤い紐を付けて区別をした。そんな10年経ったその日でも、葵と蒼はとても仲が良い。2人とも今でも一緒にいるとキュンキュンするらしいし、とても仲の良い友達のような夫婦となった。 葵は、今でも、あの時2人で同時に告白したときに降りかかった甘いキスを忘れない。蒼も、その甘いキスをいつまでも忘れなかった。 ~葵目線~ あの時もう一度告白してよかった。 葵はいつまでもそう思うのでした。 end