リナリア
ある日のこと。1人で外でゆっくりしていた。春、花粉は嫌だけど寒くなく暑くなくちょうどいい季節。 あれ、声をかけられた。好きな先輩だった。 「お花見にいかない?」 そんな先輩の質問にはもちろん断れない。お花見に2人で行くことになった。 「小さいけどゆっくりしていてね。」 と言われて来たのは神社だった。先輩は神社の家族で桜が咲いているからここに来たらしい。 不思議なところだった。なぜか溜まっていた疲れが抜けていくようだった。舞っている桜の花びら。幸せだった。 その後は先輩とおしゃべりしたりして楽しかった。 気がついたら夕方だった。 最後、「辛かったら頼ってね。友達だから。」と言われた。 帰るとき、先輩の優しさで幸せな気持ちと切ない気持ちがあった。 道にはリナリアが咲いている。