お前は世界の英雄になれる。
私の名前は福島大優(ふくしまだいや) 私は小さい頃から剣を学ぶアカデミアに 入り、父上からも、厳しい訓練を 受けた。そのおかげで今や国最強の 剣士となった。 私は今、隣国サハァイアからの 敵軍を倒すため、戦場に向かっている。 「おい!誰か、海凜(かいり)の居場所わからないか?」 「海凜様でしたら、東北の戦場に向かいました。」 「私も東北へ向かう。」 「はい。分かりました。」 海凜は、アカデミアで同期だった。 私と1位を競いあっていた奴だ。 でも、父上の訓練も受けていた私には 及ばない。 「お前ら!もうすぐ、つくぞ!気を引き締めろ!」 もうすぐ、戦場につく。絶対に勝つ。 あれ?予測よりも大幅に敵の数が多い。 クソ!海凜はどこだ? うちの群が壊滅状態だ。海凜。 「大優様、海凜様が!」 兵士が指さした先では海凜が 30人くらいの相手と30対1で戦っている 「急げ!」 急いで馬を走らせる。 「海凜!!」 「大優!!来てくれたのか!?」 海凜の目から涙がこぼれる。 「行くぞ!海凜!」 「ああ!」 2人で30人の敵を倒す。後ろから新たに 敵が来る。想定の 2倍近くいるんじゃないか? 「おい!高橋。渡部。藤田。行け!援軍を呼んでこい!ここは私達に任せろ!」 「はい!!!」 10人の兵士と海凜と目の前の50人以上の敵に立ち向かう。 「お前ら!生きて会うぞ!」 「おー!」 私達は夢中で相手と戦う。私が20人、 海凜が20人、兵士達が10人を相手する 私が20人を倒しおえたとき、 みんなは? 私は絶望した。兵士達が全滅していた。 アイツらは出来る奴だった。クッ… 海凜は? 兵士達が相手をしていた群が海凜に向かっている。はやく、援護しなければ、 負ける! 馬を走らせる。だが、間に合わない。 「海凜!後ろぉぉ!」 「ぐゎぁ!?」 海凜は後ろから切られた。まだ、助かる 「ああああああぁぁぁぁぁぁ!!」 敵の注意がこちらを向く。 海凜の傷、結構深い。ヤバい。 私は夢中で夢中で相手を切っていく。 向かってくる敵がいなくなったころ。 「海凜。大丈夫?海凜!」 「大優。ゴメン。」 「え?ちょ!いやだよ!海凜!いったら許さねーからな?海凜!」 「大優。今まで、お前といれて幸せだった。俺は幸せ者だ。お前がいなければ俺はここまで、強くなっていなかった。お前のおかげで本当に楽しい人生だった。お前は強い。誰よりも。お前は世界の英雄になれる…」 海凜の最後だった。援軍が、くるまで 私は海凜と兵士達の死体を守り続けた。 「海凜。待ってて私、世界の英雄になるから。」 桜の舞う道を花束をもち、あの時の戦場へ向かう。 「海凜来たよ。」 一筋の光が私の目からこぼれ落ちる。