短編小説みんなの答え:1

不登校の私と恋

 告白の定番スポットと言えば?校舎裏?屋上?いろいろあるよね。私は今年花のJK!思いっきり青春してみたい。でも不登校の私にはすべて関係のない話。  私が不登校になったのは中学2年のころ。その時クラスでは嘘のうわさをどれだけ早く広められるかという選手権が流行っていた。そして私の親友だと思っていた子が私のうわさを流した。「涙【るい】は男心をもてあそぶぶりっ子、裏では悪口祭り」クラス内でうわさが流れるのはまだよかった。事情を知っている人たちだから。でも噂はほかのクラス、ほかの学校、ネット上の不特定多数にも広まっていった。私の写真付きで拡散されたためどこに行ってもごみを見るような目で私は見られごみのように扱われた。いつしか私は人間の目を見るのが怖いと思った。だから私は家に引きこもり始めた。その後私の親友だと思っていた子は厳重注意されクラスは学級崩壊した。私はもう人を信じたりしない。  私のような不登校には二次元は心のよりどころだ。さえない主人公が幸せになる様子は今の私の希望にもなる。私の今の推しは最近見ているアニメのヒーロー役の日敦【ひきょう】くん。かっこよくて眩しくて優しい。日敦くんみたいな人が現実にいたらな…  私はトイレに行こうと部屋を出た。そこには双子の兄の笑【しょう】がいた。 「あ、涙。今日俺の友達来てるからあんま部屋から出ない方がいいぞ」 「わかった」 兄の気遣いを聞き入れたもののトイレに行きたい欲はおさまらないのでトイレに駆け込む。その後音をできるだけ立てないようにしてトイレの戸をあけるとそこには日敦くんにどことなく似た知らない男の人が立っていた。 「えっと、トイレ借りていいかな?」 そういうと男はトイレに入る。多分兄の友達だろう。ため息をついてぼんやり部屋に向かおうとしたその時 「涙ちゃん?だよね。笑から話聞いてるよ。」 そう声をかけられた。私は無視しようと思いすたすた歩くと 「待って。僕のお姉ちゃんも昔涙ちゃんと似た感じだったんだ。力になれるかもしれない」 「私はもう人を信じたりしないって決めてるんです!!」 そう叫ぶと男はゆっくりと話し出した。 「きっと涙ちゃんの感じた苦しみは僕にはわかってあげきれない。でも僕は君の信用を裏切らない。」 そのまっすぐとした瞳に私は胸が熱くなった。すべての人が悪じゃないとも思える。初めてあった人にこんなことを思うなんておかしいよね。でも 「わかりました。兄と同じ学校ですよね。なら私とも同じ…明日少しだけ頑張って行くんでいざって時には助けてください」 私はこの男に運命を感じた。 これが私たち夫婦の馴れ初めです。結婚式場で2人はそう語った。

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うわーっ!

すごすぎます! 最後のオチがめっちゃいいですね~。 辛いときにカッコイイ人は絶対最高


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