初恋~私が余命1週間の人を好きになった話~
ー私が初めて好きになった人は余命1週間の人だった。これは嘘のようでホントのお話ー 白い天井、白い壁、堅いベッド、点滴…この光景にはもう慣れた。私・陽菜乃(ひなの)は幼い頃から原因不明の病気で入院している。病室は退屈なのでフリースペースで本を読んでいると急にある男の子が話しかけて来た。「ねえ、いつもここで本読んでるよね…あっ廉っていいます。廉ってよんで」「じゃあ私のことは陽菜乃って呼んで…」急すぎて少し動揺してしまった。廉が描いている絵を見た。「うわあ…」思わず声が漏れた。一面花畑で入道雲が浮かんでいる絵で白いワンピースを着て白いリボンのついた麦わら帽子をかぶっている女の子のイラストだった。男の子も描かれていてその子はすぐに廉だわかった。「この女の子は誰…?」「僕の好きな人…」「えっ?誰誰~!?」「陽菜乃には100年早いよw」「サイテー」教えてくれなかった。私は廉に惹かれていった。「今度からフリースペース集合ね」と言われて廉と別れた。次の日から私は廉と毎日会うようになった。その次の日も。でも今日は一向に廉は来ない。いつもは私より早いのに。看護士さんに聞くと「昨日廉くんは意識不明になっていた集中治療室にいると言われた。」昨日まであんなに元気だったのに…。持ってきた本も廉のことで読み進めることができなかった。次の日、廉は虹の橋を渡った。廉の亡骸を見て途方に暮れて泣いていると看護士さんがあるものを渡した。それは一通の手紙と絵だった。 「陽菜乃へ この手紙を読んでくれてありがとう。陽菜乃には沢山話したけど2つ言い忘れていたことがある。余命1週間だということを伝えることができなかった。陽菜乃とあう前は死ぬことは怖くなかった。でも陽菜乃と出会ってから死ぬことが怖くなった。こんなに人に夢中になったのは初めてだった。陽菜乃を悲しませたくなかった。本当にごめん。2つ目は陽菜乃のことが好きだった。いつかは終わってしまうと分かっていた。でも気づいたら無意識に目で追っていて話しかけていた。生まれ変わったら陽菜乃のことを幸せにするから僕の彼女になってね。彼女にするから長生きして待っててね。僕、廉は陽菜乃のことが大好きです。」 絵は初めて出会ったときの絵だった。あのときの会話を思い出す。この女の子は私なんだ。廉はこんな風に私と再会したいのかな…。「廉のばか…私も廉のこと好きだし…絶対に絶対に彼女にしてよっ…!ずっと長生きしとくからっ…もうこれ以上悲しませないでねっ…」私は今まで泣いたことのないくらい泣いた。
みんなの答え
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すごすぎるよー!
めっちゃすごーい! 感動した! 書いてくれてありがとう!
す、すごすぎるぜぃ~!
私はこんなにうまく設定を盛り込めません。 私は今13才で小説を書いているのですが、一つ上とは思えないほどうまいです。 何か上からみたいになっちゃってすみません。
凄い…!!
みんなにとって、今日が素敵な一日になりますように!新奈です! 本題 めっちゃ感動しました! うまく言葉に表せないけど、凄いです!! 今まで読んできた余命系の話の中で、一番上手かもです! んじゃ、また!
すごい!
けーくんです(オンナダヨ) 私この小説大好きです! 美凛愛*millia* #元理桜さん最高!
感動!
キュアフレンディです! すっごい感動です! うますぎる! そういう余命系の話、好きです!