エイプリルフールの悲しい嘘
今日は4月1日。1ヶ月前に余命1ヶ月と言われた僕は、幼馴染の麗花に別れの挨拶をしに行った。 春休み。驚くほど人がいなくて麗花の家に行くまでに誰にも会わなかった。 麗花になんて言おう。そう考えているうちに家の前まで来てしまった。 インターフォンを押すとすぐに麗花が出てきた。 「陽太、久しぶり。元気?」麗花に聞かれ、胸がドキドキした。僕は麗花に片想いしている。だから咄嗟に嘘をついてしまう。 「うん。元気だよ。」本当は今日死ぬのに元気だって言ってしまった。麗花は笑う。 「そっか。よかった。突然ごめんね。私、引っ越すの。パリに。」麗花は神妙な顔で言った。僕が驚いていると、 「パリは嘘よ。でも、東京へ引っ越すわ。」悪戯っぽく笑う麗花は悲しげな顔をしていた。 「麗花、俺、余命宣告されてんだよね。」勇気を出して本当のことを言った。やっと言えたのに。 「えぇ~?嘘でしょー(笑)」ってエイプリルフールだから嘘だと思われちゃった。今日にしなきゃよかったな。でも、もっと早く言う勇気もなかったし、明日はもういない。麗花にだけはと思って言ったけれど、麗花にも伝わらなかった。 エイプリルフールに本当のことを言ったら悲しい嘘をついたと思われただけ。僕が悪いっちゃ悪いもんな。
みんなの答え
辛口の答え
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あ、あぁ…
キュアフレンディです! その子やっちゃったね。 あちゃちゃ。
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