短編小説みんなの答え:6

きらめく宝石を胸に

私はパール。双子姉妹の妹で、魔女なの。年齢は10歳。 姉はラピスって言うんだ。 ラピスも私も、宝石の声が聞こえるんだ。 将来はパワーストーン占いの魔女になりたいから、宝石の勉強をしてるの。 なんで宝石じゃないの?って? 宝石は高いから、パワーストーンの方がいいと思ったからだよ。 でも、ふたりの名前も宝石の名前だし、宝石は大好き。 いつも魔法で、宝石を出してるの。 今日も宝石を出そうっと。真珠がついたステッキをとりだし、 呪文を唱える。 「ミラクル・マジカル・ジュエリー!」 すると、宝石が出てきた。 その宝石は赤くて、ルビーのようだった。 なかには星がうつっていた。 左手にルビーをのせると、宝石は赤く輝いた。 『パール、私はスタールビー。中に星が宿るルビーよ。 これをお守りにしなさい。そうすれば、いいことがあるわよ、きっと』 ルビーはそう言った。 ラピスも星が宿る宝石を出したみたい。ラピスが出した宝石は、青くて、サファイアのように見えた。 ラピスの近くによって、声を聞いた。 『ラピス、私はスターサファイア。中に星が宿るサファイアなのよ。 これをお守りにしなさい。そうすれば、いいことがあるわよ、きっと』 サファイアはそう言った。 私とラピスは15歳になり、宝石やパワーストーンの勉強ができる高校に進学した。 勉強は難しくなったけど、宝石が好きなのは変わらなかった。 まわりも宝石好きな子がいっぱいいて、友達なんか何人もできた。 5年前出したあの宝石は、いつも巾着袋に入れて、大切にしている。 うちの高校は宝石を持ってきてもいいから、ポケットにかならずいれているの。 ピンチになったときも、この宝石が私やラピスだけじゃなくて、みんなを守ってくれる。私もラピスもこの宝石が大好きだった。 10年後。 私とラピスはパワーストーン占い師になった。 お客さんの生まれた生年月日をもとに、その人の性格を診断する。 そして、開運できるパワーストーンを占う。 いつも大繁盛で、忙しいけど、とっても楽しい。 辛くなったときは、あの宝石を胸にあてるの。 そうすると、パワーが伝わってくるんだ。 “スタールビー、スターサファイア。いつもありがとう”

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