短編小説みんなの答え:12

ひいおばあちゃんが遺した手紙

10年前 私は高野優花。私にはもうすぐ90歳になるひいおばあちゃんがいる。 「優花ちゃん、お煎餅いる?」ひいおばあちゃんのこの問いかけに私は、 「いらないよ!ほっといて!」ときつく当たってしまった。家族にもこの事については注意されてきたが、反抗期だったからやめれなかった。 ある日、お母さんが、「優花!病院行くわよ!」と急に病院に連れてかれた。ひいおばあちゃんが体調を崩したらしい。病院について、私は待合室にいた。 「ガンが見つかりました。」「手術でどうにかならないんですか!?」「もう手術してもどうにもなりません。」「そうですか。」診察室からそう聞こえた。 しばらくして、ひいおばあちゃんは容態が悪化したため、入院する事になった。 1ヶ月後、電話がかかってきた。「急いで病院に来てください!高野さんが意識不明になりました!」急いで病院に向かった。 しかし、もう遅かった。ひいおばあちゃんは亡くなってしまった。きつく当たってしまった事、後悔がたくさん溢れ出してきた。 ベットの横の棚に、手紙が置いてあった。 「優花ちゃんへ。 ひいおばあちゃんは、ガンにかかってしまったの。治ると良いんだけどね、もう無理なんだって。だから手紙で想いを伝えるね。優花ちゃん、ひいおばあちゃんはあなたの笑顔を見ることだけが楽しみなことだったの。だからたくさんリハビリも頑張ってこれた。最近はなぜか冷たくなってしまったけど、ひいおばあちゃんは優花ちゃんの事が大好きだよ。天国で見守っているからね。」 この手紙の文章に、沢山の涙が出た。

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