しあわせなじかん
いつものように席につく。 今日は僕がごはんを作ってみた。 君が作る料理には到底及ばないけど、そこそこには良い出来だ。 「どうかな?おいしい?」 君は何も答えない。最近いつもこうだ。 でも君が傍にいてくれるだけで僕は嬉しい。 が、流石にここまで黙りこくることはないだろう。 どうして君はそんなに冷たくなったの? この前僕が君に酷いことをしてしまったから? 君は最近、ずっとずっと僕にもう関わらないでくれって言ってきてたよね。 何でか聞けば他の男がいたみたいだったね。 なんで僕に黙って?僕はダメだった? そんな気持ちと怒りか悲しみかよく分からない感情が混ざって僕は君を傷つけてしまった。 それから君は僕と話してくれないし、何も言ってくれなくなった。 許してよ。せめて少しぐらい喋ってよ。 そういえば、君の顔少し崩れてる?どろどろになってない? 大丈夫?僕が直してあげよう。ほら、笑顔になった。