先輩との青春
「神崎、おはよ。」 「あ、雑賀先輩!おはようございますっ!」 私に挨拶してくれたのは、雑賀海璃(さいがかいり)先輩だ。 私の1つ上の中学2年生だ。 雑賀先輩はめちゃくちゃイケメンで優しいから、 みんなからモテてるの。 私も雑賀先輩に惚れてしまった人の1人。 今は苗字呼びだけどいつか下の名前で呼ばれたい…/// 「じゃあな。」 あ、行っちゃった。 もっと話したかったけど、雑賀先輩も忙しいからなぁ。 仕方ないよぉ… 「あっ、茉詩露(ましろ)じゃん。おはよう。」 幼馴染の藤川英志(ふじかわえいじ)だ。 「おはよう。」 下の名前で呼んでくれるのは英志だけだ。 「そーいえば、雑賀先輩が茉詩露を探してたよ。」 ?? 「え?本当に言ってる?」 「うん、言いたいことがあるって。」 「あ、ありがとう。今すぐ行ってくる!」 本当に雑賀先輩が私を探してるの?? 言いたいことって何? 「あ、雑賀先輩!」 「あ、神崎…」 雑賀先輩は顔が真っ赤だった。 「今日の放課後、空いてる?」 「は、はい!空いてます!」 「じゃあ、放課後、桜の木のとこに来てくれない?」 「はいっ!わかりました!」 「じゃあ。」 なんの用事だろう? もしかして告白だったりして/// って、そんなこと絶対ない! **放課後** 桜の木のとこだよね。 雑賀先輩遅いなぁ… なんかあったのかな? あ、雑賀先輩だ。 また顔が真っ赤だ。 「神崎、お待たせ。」 「全然大丈夫です。」 「今日は言いたいことがあって…」 「はい…」 「俺、神崎のことが好きです!付き合ってください!」 「え、あ、はい!お願いします!」 「ほんとに?」 「うんっ!私も先輩のことが好き///」 まさか告白だなんて… 嬉しい…! 「これから、下の名前で呼んでいい?」 「うん、私もいい?」 「いいよ。茉詩露。」 「海璃くん。」 それから私たちは手を繋いで桜の木を見つめて、 それぞれの家に帰った。 **あとがき** 久しぶりの短編小説だったんですけどどうですか? 感想やアドバイス教えてね