先生を、好きになっていいのかな?
先生。 いつも優しくしてくれて。 少しドジで。 黒板に書いた感じを間違えた時に「あちゃー」と自分で苦笑して。 学級委員長もクラブ長もやってる私を「無理しないで」と気にかけてくれて。 笑う顔が眩しくて。 そんな先生を、私は好きになっていいのかな‥‥? 年の差はめっちゃあるし、先生が結婚してるのかどうかも分からない。 そんな状況なのに、先生のことを好きになったら、先生にとっては迷惑だよね‥‥? でも、私はどうしても、先生が好きだ。 叶わない恋だけど、でも。 この気持ちは誤魔化せない。 先生が、好きだ。 そのことを友達に相談したら、 友達は「えー!?」ってビックリして、それから「諦めなよー」って言った。 あーあ‥‥やっぱ、諦めたほうがいいのかな? ‥‥‥‥いや、無理だな。 先生に対する気持ちは変えられない。 先生が、好き。 『先生へ 私は、以前先生が担任をしたクラスのAです。 いきなり言われると迷惑だと思うけど、聞いてほしい気持ちがあります。 私は先生が好きです。 笑うところ、起こるところ、焦るところ、色々な部分に惹かれました。 でも、先生との年齢差は大きいし、先生が結婚なさってるのかも私は知りません。 なので、先生はこの気持ちを受け止めてくれるだけで充分です。 お返事はしなくて大丈夫です。 先生、大好きです』 ――――と、私は先生宛に手紙を書いた。 書き終わって、文章を読みなおし、 ‥‥グシャグシャに丸めた。 ――――ラブレターなんて、やめたほうがいいよね。先生にとっては、迷惑だから‥‥