友達をやめた日
「友達やめよう」 それだけ言って私の幼馴染は去っていった。 喧嘩もしていないのにどうしたんだろう。 「ねえ空、私何かした?教えてよ」 「なんでもない、放っておいてよ…」 何よ…その態度。今までこんなことなかったのに。 幼稚園からの幼馴染で、家族ぐるみでよく遊ぶくらいの仲だったのに、最近は目も合わせてくれなくてなんかムカつく。でも、なんだか最近心拍数が多い気がする。いや、きっと怒りで感情が昂っているだけだろう。 ピコンッ LINEの通知が鳴った。 「ごめんね。明日の放課後、教室残れる?」 「別にいいよ」と送信 その後、何度もスマホのトーク画面を開いたり閉じたりを繰り返し、外が明るくなった頃、やっと眠りにつけた。 今日は、全然眠れなかったのもあって、授業もうるさいBGMみたいでなにも頭に入ってこなかった。私の視界には空だけ。 やっと放課後になった。何日も待っていたような気分だ。 「どうしたの?」 なぜか手汗が止まらない。 「あのさ、優…」 緊迫した空気の中、カーテンが二人の姿を隠した。 「…」 私の唇と手はしばらく湿っていて、冷たく吹き抜けた風にさえ、それを乾かすことはできなかった。 その瞬間、私達は友達ではなくなった。 友達じゃいられなくなった。 恋をしてしまったから。 二人で声を揃えて言った。 「友達やめよう」 ________________________________ 読んでくれてありがとう!結構適当に勢いで書いたので自信はありませんが、感想お待ちしています。 黒歴史になりませんようにw