一期一会
「はぁ、、今日は仕事長引いちゃったなぁ」 すっかり暗くなって人も全く居ない時間 少し寂しい様な気もするけど それ以上に新鮮で、暗い夜道を照らす街灯や鮮やかに光る信号機 普段はあまり目に付かないような細い路地も 今はとても好奇心を擽られる ちょっとだけ 道が分からなくなったら戻ればいいから 誰に向けてか分からない言い訳を頭の中でつらつらと並べた 「うわぁ、」 いつもならお化けが出そうって直ぐに引き返す様な道も 今は好奇心が勝って足がゆっくりと進む 随分と歩いた後 この道は何処まで続いているのか、ふと気になった 鞄に入っている筈のスマホを暗い中必死に探す だが探しても探しても一向に見当たらない ズボンのポケットの中も一応覗くと あった 安堵と何故こんな近くにあるのに気付かなかったのかという自分への怒りの気持ちが入り交じりながら はぁ、と静かに溜め息をついた スマホのライトを点け、下を照らして歩いていくと 生き物の様な影が見えた 恐る恐る壊れた人形の様に首を動かすと 倒れ込んでいる小さな子供がいた 一緒幽霊かと思ったが、どこかで聞いた幽霊に影は無いらしいという噂を信じて その子供に話し掛けた 「ねぇ、君?どうしたの?」 そうやって何回か声を掛けると 目を擦りながらゆらりと起き上がった ??「ふわぁ~、んにゃ、、ねむ、ん?えーっと、お兄さんだれ?」 まだ寝ぼけているのかふわふわとした口調で喋っている 佐藤「お兄さん?お兄さんはね、佐藤っていうんだよ、君は?」 幽霊じゃなかったぁ、 悠斗「僕?僕はね、えっと、ゆーと!」 佐藤「悠斗君、良い名前だね、どうして此処にいるの?お家は?」 自分が出せる精一杯の優しい声で話し掛ける 悠斗「えっと、お母さんが、かえっちゃだめって、えーっと、、だからお家にかえっちゃだめなの!」 ネグレクト? 佐藤「悠斗君、いつから此処にいるの?」 悠斗「いつだっけ、何ねんかまえ?かな」 佐藤「ご飯ってちゃんと食べれてる?」 悠斗「やさしい人がくれるから、ゆーと大じょーぶだよ!」 佐藤「お母さんって今何処にいるか知ってる?」 急に顔が曇った 悠斗「、いくの?」 佐藤「でも、行かなきゃだめじゃないの?」 悠斗「もういない、かも、」 成る程ねぇ、 佐藤「んー、お兄さんの家来る?」 正当な理由があるから誘拐ではない、、よな? 悠斗「いいの!?」 佐藤「来る?」 悠斗「いく!お兄さんありがとう!!」 この健気で可愛い笑顔を 絶対に、何があっても守り抜く、そう心に誓った ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんばんは!!うるちゃん^"^です!! 初めて書いてみました! 下手ですが感想くれたら嬉しいです!!!!