地球が終わる日に、何よりも甘い恋を
××××年、4月 「ここで速報です、明日、地球に隕石が衝突し、史上最悪の隕石災害になる恐れが__」 私、桜頼(さくら)は、怖くなり慌ててテレビを消した うそ‥‥ 私には、まだ叶えたい願いがある。 それは、同じクラスの美晴(みはる)くんに告白すること。 「まだ、生きたいよ‥」 一緒にテレビを見ていたママと、姉ちゃんも震えている。 そりゃそうだよね‥ 「2人とも、産まれてきてくれて、ありがとう!」 ママが言った。 気付けば、3人は涙が溢れて、嗚咽を押し殺していた。 *次の日* 「じゃーなっ!みんなありがと‥‥来世でまた会うからなっ!!」 みんなはそう言って、別れていく 私だけは、ずっと立ち尽くしていた 「桜頼ー?」 そこにいたのは、帰ったはずの美晴くんだった 「桜頼、好きだ」 「バカ‥地球が終わる日にそんな事言われても‥」 嬉し涙が、溢れていた 美晴くんはそれを見て少し笑った後 「来世でも来世でも来世でも‥ずっと好きだ‥いや、大好きだ」 「私も!」 隕石は予想通り、軌道にのって、衝突した でも、2人の愛は、決して壊れてはいない