夢じゃなければいいのに…!
「おはよ!」 「へ、お、はよぅ……」 私、渡部結衣は、地味子のはず。なんだけど。 なぜか、キラキライケメン、神崎くんに、話しかけられています。 「声ちっさ!やっぱ結衣は可愛いなぁ」 「へ」 ーーきゃー!! ど、ゆこと? 「あー。結衣の彼氏で幸せ~♪」 かか、彼氏っ!? なん、でぇ? 夢!夢夢!そうだよ!でもまあ……ちょっと、楽しんじゃお 「あ、教科書忘れた」 「みる?くっつけよ!」 きゃ、きゃぁぁっ!! 何このシュチュエーション!!やばすぎなんですけど! 「私、地味子なのに、なんでそこまで?」 「そんなことないよ。あと、俺は結衣が好きだから、やってんの」 「ふ、ふーん…?」 「照れてる?」 「違うし」 夢でもいい。だからーー。 ずーっとこの時間が、続いて欲しい。 放課後ー 「結衣!一緒に帰ろ!」 「うん」 「えへへー嬉しい」 かか、神崎くん、可愛いっ、! 「俺さ、いっつも言ってるけど、結衣のこと、大好き」 「うん」 「だからーー、結衣も」 「え」 「結衣も!」 「えぇ……す、スキ……」 て、照れるよっ! あ、頭爆発しそう! 「わぁっ!結衣!俺も大好きだよ!」 「私、も」 「わぁい!!あいしてるょ……」 って、神崎くん?神崎くん!?神崎くん!? 「ーー神崎くん!」 ゆ、夢か。 やっぱりそうか……私なんかが、神崎くんと……。 ー学校 私は、少し残念に思いながらも、学校へ向かった。 「渡辺結衣ちゃん」 「か、神崎、くん?」 「ちょっと……」 呼び出されたけど……。なんだろう。 「あのっ!その、好きだ!!」 「……え」 「スキ、です!ずっと前から!」 「……!私、も!」 あの夢は、予言してくれたんだ! 素敵な未来が待ってるよ、ってーー!