私のお父さんについての作文
「私のお父さんは…」 ー私のお父さんは私が生まれる少し前に交通事故で亡くなった。 相手の信号無視によって。でも、相手は今でもその事を否認している。 いないだなんで恥ずかしくて言えない。 私は"若田"だから出席番号は最後。 最後の最後「お父さんはいません」なんて言ったら、今までのお父さんとの思い出ハッピームードが台無しになる。 でも、いないものはいない。 作文用紙には「いません」と書いたものの、 先生以外のクラスのみんなはもちろん、参観日で来てるお母さん・お父さんも苦しくなるだろう。 だけど… 「私にはお父さんはいません。 私が生まれる少し前に交通事故で亡くなりました。 私はお父さんの顔も知らないし、好きなもの・声も分かりません。 友達がお父さんの話題を持ってくるたび、涙が出そうでした。 "なんでお父さんは逝っちゃったんだろう" "なんで私に顔も見せてくれなかったんだろう"」涙が込み上げてくる。嗚咽を飲み込む 「だから、お父さんがいなくてもきっとお父さんは私の事を空から見てくれていると思います。 お母さんから聞くと、お父さんはすごく優しい人だそうです。 私もお父さんのように優しくなれるように頑張ります。 6年若田湖珀(わかたこはく)」 泣いちゃった。だけど、後ろのお母さんもみんなもお母さん・お父さんも少し泣いてくれている。 「お父さん、私お父さんが大好きだよ」空に目掛けてこう言った。 すると太陽が雲から出てきた。 お母さんと私は顔を見合わせてにっこりした。