中学校のとなりの席の人と…
「こんにちは」 私、春風 椛花/はるかぜ ふうかは、初めて入る中学校の教室に入る。 「みなさん、入学おめでとうございます。」 担任の先生が言った。そして 「みなさん、初めましての人もいると思うので、まず最初はとなりの人の名前と顔を覚えましょう。」 と続けて言った。 となりの人は違う小学校の人だった。 「こんにちは、えっと…あっ、○○小学校出身の春風椛花です。よろしくお願いします。」 というと、となりの人は 「もしかして椛花ちゃん?。」 と、まるで私のことを前から知っているかのように言った。 「どうして私のことを知ってるの?。」 と聞くと 「だって一緒の幼稚園でったでしょ。」 と言って 「覚えてない?僕の名前は松原 隼人/まつばら はやと だよ。」 と優しく言ってくれた。その瞬間私は思い出した。幼稚園の帰りに公園でよく遊んでいた子だった。そして、あの時の私が好きだった相手だった。けど、急に引っ越すことが決まってあまり話さなくなっていた。 するとその子が 「椛花ちゃんにまた会えて嬉しいよ。ねぇ、椛花ちゃん、幼稚園の時からずっと思っていたんでけど、もしよかったら僕と付き合ってくれない?」 と言われた。 とてもびっくりしたけど、とっても嬉しかった。 もちろん私の答えは 「はい」 こうして私たちは付き合うことになった。 毎日、手をつないで一緒にとなりを歩いてくれる。 さらに誕生日プレゼントも欲しかったものをくれた。 「もう一度隼人に出会えてよかった」と心の底から思った。 毎日の学校生活もしっかりがんばろうと思った時だった。 「ありがとう、隼人 これからも2人で一緒にがんばろう。」 と2人でほほえみながら、帰りの下り坂を下っていく。