名前(ホラー?)
僕は鬱語 真佐喜(うつご まさき)。 でも、なんでこんな感じの多い名前になったんだ。母ちゃんは「ほかにいない名前だと、先生も分かりやすい」と言っていたが、実際は『鬱語』がよめず「きかんき」と言っていた。どうやら、『鬱』の文字の上にある『木』『缶』『木』で「きかんき 」らしい。 また、『真佐喜』の字も「まことさき」と呼んでいた。 僕がいくら「うつご まさきです」と言ってもわからないらしい。 友達の中でも「きかんき まことさき」になってる。『鬱語』は仕方ないけど、『真佐喜』は他にも『正樹』『正輝』などいい漢字があったはずなのに。 みんなの欲求で、鬱語真佐喜と書いたことがあるが、『鬱』の字が細かく、何回も母ちゃんから「この字じゃ駄目よ。この鬱語と言う苗字は名誉なものなのよ」と言ってくるのでとても丁寧に書くことができていたから、漢字力は確実についていて、みんなビックリしてたが・・・ でも「きかんき まことさき」と呼ばれるのは楽ではない。 そう思っていたある日。 「ああ、何でもいいから生まれ変わって苗字かえられたらなあ~」と言ってみた。 すると、天使がやってきた。 「あなたの苗字は『うつご』ですよね」 うつご!一度も鬱語の字を正しく呼ばれたことがなかったので、僕はうれしくなった。 「うん!でさ、僕を生まれ変わらせてちょうだいよ」 「いいでしょう。※♥♡■●★・・・生まれ変われ!」 僕の意識は遠のいた。 「真佐喜ー、真佐喜ー。」 「どこにいるんだ」 父ちゃんと母ちゃんが俺を探している。 ああ、いい気味だ。そういおうとしたが、口から出た言葉は 「感覺很好(いい気味だ、と言う繁体中国語)」 え、これって繁体中国語じゃないのか? 「不満でしたか。貴方の名前、李舜臣にしましたが」天使がやってきた。 「為什麼?(なんでだよ、と言う繁体中国語)」 すると天使は怒った顔で「わかりました。苗字などない世界へ、お送りいたします。」 「?」 僕の意識はまた遠のいた。 (いったいなんなんだよ) (あれ、しゃべれない) (どういうこと?) 足を見た。なかった。 (まさか、ゆうれい?) 【終】 この主人公は「鬱語」がいやで苗字を変えましたが、不満を次々と話して天使を怒らせ、幽霊にされました。みなさん、 天使を怒らせないようにしましょう。