あの子(はじめてです)
あるところに女の子がいた。そのときは両親ともにいた。女の子の人生が狂ったのはそのときだった。両親ともに不倫していて離婚。女の子は捨てられた。まだ幼かった彼女はやっと覚えた言葉を駆使して、両親を探した。とうとう力尽きていたとき路地裏に入った。人が二人、一人は倒れていた。そこには緑髪の幼稚園ぐらいの子がいたらしい。「親御さんは?」と聞かれた。両親を指していると気づいた彼女は、「ううん」と答えた。頭の悪かった彼女は着いていった。どうやら仕事中だったらしい。そこで彼女は同じ仕事を始めた。彼女には才能があった。大人相手に仕事をすることもあった。彼女には余裕ができて、子供を預かった。自分のような子を。その子たちを妹と呼び、可愛がった。きっとこれからはうまく行く、そう思った。あるとき、任務が入った。大変な任務らしい。ベテランが5人も集まり、任務が始まった。先輩が「ようこそ!」と合図をかけた。振り向くと、先輩たちが無我夢中で撃っていた。しかし、瞬き一回終わっただけなのに、最後の先輩が目の前で止めをさされた。男はこっちへ来た。「逃げないと。」頭によぎった。最期に聞いた言葉が、あの緑髪男の「大好きだよ」だった。彼女は空を見上げ、血を吐き、妹たちのことを連絡しながら、「許さない」といい放った。そのまま眠った。彼女は、最初から知っていた。両親の事も、今回の任務の敵も、あの子…いやアイツガサイショカラクルワセテイタコトモ…