晴天の下で
短い春休みが終わり、私は学校に向かう。 学校に着いてクラス名簿を確認する。私は6年2組で、親友のナギサは6年3組。 一瞬、目の前が真っ暗になった。それもそうだ。 私は少し気が弱くて、ナギサがいないと何もできない。今まで同じクラスになっていたのが幸運だったんだ。 「もう少しだけ見てみよう」そう心の中で自分に言い聞かせた。 でも、見続けたのは間違いだった。 「6年3組..ミナミ?」 ミナミは、仲の良い友達同士にいきなり割り込んでくる。周りを見渡した。 「おはよう!」「おはよう、、」向こうではミナミとナギサが話している。 時間がたつのは早く、少しだけナギサと話すようにもなれた。 「私、ミナミがいてよかったと思う。だって、スポーツも勉強もライバルだし、、、」そこで止まった。 「でも、ミナミ、最近学校に来てないの。先生は体調の関係ではないって言ってた。」 靴を履いて外に出る。雨だった。最初はただ出てきただけだったのに。何を思ったか、走り出した足はある家の前で止まった。ミナミの家。チャイムを鳴らす。ミナミがでてきた。 「何?」強い声。 「学校に来てよ!」息切れしながら、私が言う。 「行けるわけない。私がいない方がいいんでしょう?」 しばらく黙っていた、が顔をあげて言った。 「そうだよ。いない方がよっぽどいい。」ミナミは驚いていた。 「でも私の親友だった人は、あなたを必要としているの!!」 必死になっていたのが恥ずかしくなって、逃げ出した。ダメだとは分かっていた。 「ずっと前からダメだって思っていた。いつかそうなるって。でも、まさかこうなるなんて思わなかったな」そう呟き、 ミナミはランドセルに手を伸ばした。 いつの間にか雨はやんで、綺麗な青空が広がっていた。