ドキドキ和菓子 あふれる思い
私は、16歳の菓子和 絵美(かしわ えみ)。今年、洋菓市(ようがし)に引っ越してきた。もちろん知っている人は誰もいない。 私は和菓子が大好きで、おやつは毎日和菓子。親に、「毎日食べて、飽きないの?」とよく言われる。私の友達は、みんな好きな人がいる。だけど、私は恋愛には興味がない。私が好きなのは、和菓子と和菓子と和菓子。しいていうなら、私の恋人は「和菓子」だ。 そんな事を友達の前で言ったら、「えー。絵美って恋愛に興味ないんだー。しかも、和菓子が恋人とか、絵美ってすんごくズレてるよね。」それを聞いた私は、絶望した。私が大、大、大好きな和菓子を侮辱されたことはもちろん悲しい。でも、もう一つ悲しいことがある。実は、恋愛に興味がないということは中学生の頃からのわたしの悩みで、改めてそれを言われたことが悲しかったのだ。その事を一番の親友の秋穂(あきほ)に相談した。秋穂は彼氏も好きな人もいないのですぐに親友になった。秋穂は「そんなこと気にしなくていいよ!今は、多様性の時代なんだから、恋人が和菓子っていう人がいてもいいと思うよ。」私は、少し安心した。秋穂に相談してよかった。でも、自分が「恋愛に興味がない」ということにまだ少しもやもやしていた。 それから3ヶ月が経っても私は、まだあのときのことを根に持っている。そんなある日、放課後に私は鈴木くんに呼び出された。私は鈴木くんとはあまり話さない。そんな鈴木くんが自分に何の用があるのだろう。「好きです。付き合ってください。」その言葉を聞いた瞬間、私は頭の中が真っ白になった。恋愛経験のある人なら、「放課後に呼び出される」なんてこと、告白としか思えないだろう。でも、絵美は恋愛に興味がないので告白されるなんて思いもしなかった。私は告白の返事に困った。だから、一応「1週間後までには返事、言うから。」私はすぐにその場を去った。 次の日、私は秋穂に告白の返事をどうしたらいいか相談した。秋穂は彼氏も好きな人もいないが、中学生の頃に1度だけ恋愛を経験したそうだ。「鈴木くんに昨日告白されたんだけど、返事をどうしたらいいかな?私、あんまり鈴木くんの事好きじゃないんだけど...」秋穂は私が告白されたことにびっくりした。「えー!!絵美、鈴木くんに告白されたのー!!鈴木くんってこの学校一の人気者で、いろんな学年が毎日鈴木くんに告白しに来るんだよ!」私はそんなにすごい人なのか!驚いた。秋穂は続けてこう言った。「さて、本題だけど、絵美はあまり鈴木くんのことが好きじゃないんなら素直に断ればいいんじゃない?」「でも、どうやって?」「それはね...」 告白されてから1週間後、私は秋穂が考えた作戦通りに告白を断ることにした。1、鈴木くんを放課後に呼ぶ。 2、告白断り作戦実行! 私は鈴木くんに放課後に残ってもらうように言った。 さあ、待ちに待った放課後だ。私は、告白を上手に断れるか心配なので、秋穂にこっそり見てもらうことにした。「鈴木くん、告白の返事してもいいかな?」鈴木くんは「うん。」と優しい目で私を見てくれた。私は秋穂が考えてくれた告白を断る言葉を言った。「ごめんなさい。」私の言葉には続きがあるのに鈴木くんは「えっ(´;ω;`)」とさっきまでの優しい目が嘘かのように、悲しげな目で私を見た。私は鈴木くんの悲しげな目を少し気にして続きを言った。「私は恋愛には興味がないの。興味があるのは和菓子だけ。でも、私のことを好きと言ってくれるのは嬉しいよ。じゃあ、また明日!」私は鈴木君を残してその場を去った。秋穂に聞いた話だけれど、鈴木くんはポカーンとしたまま5分ぐらい動かなくて、「絵美さんは、僕よりも和菓子が好きなのか...」と言ってその場を去ったらしい。 それから2年後、私は高校3年生になった。鈴木くんは今も学校一の人気者で、いろんな学年が毎日鈴木くんに告白しに来ている。秋穂は最近、鈴木くんと恋仲らしい。私は、2年経って、秋真(しゅうま)くんという彼氏ができた。私は、前よりも和菓子が大好きになった。それは、和菓子専門店のアルバイトをしているから。毎週日曜日には自分で和菓子を作っている。 今日は日曜日。どれくらい美味しい和菓子ができるだろう?私はワクワクして和菓子を作った。 こんにちは!アッピーです! 初めて小説を書いてみました。 最後までこの小説を読んでくれてありがとうございます!よかったら、コメントお願いします!