馬鹿
馬鹿だね。 好きな人がいる?馬鹿だね。 その人とは両想いになれるわけ?もしかしたら嫌われてるかもよ? なのに、自分を主人公みたいに考えて、きっとこの恋は実るって想像するなんて‥‥ 馬鹿だね。 テストで100点を取った?馬鹿だね。 満点取ったからなに?それで寿命が延びるわけでもないでしょ。 逆に、赤点取ったからって死ぬわけじゃないでしょ?点数なんて正直どうでもいい。 それなのに、満点だからって自慢して‥‥ 馬鹿だね。 友達がたくさんいる?馬鹿だね。 そもそも、友達なんていてもいなくてもいいでしょ。 1人でいることの何が悪いの? 人数なんて関係ない。ぼっちになったらいじめられるから友達を作るって言うんなら、それはただの偽物の友情。 それなのに、友達がたくさんいるんだ~なんて‥‥ 馬鹿だね。 この世界の人間は、みーんな、馬鹿。 っていうか、この世界には、真の正しさはない。 だから人間は、いつも正しいことを探して生きている。 つまり、今ここに存在している人間たちが言う「正しさ」は、きっとすべてまちがっているんだろう。 ということは、今ここに存在している人間たちは、みんな馬鹿なのだ。 だから、私も、馬鹿。