勇者様が方向音痴…?
この世界はゲームのような世界。 ボクは脇役。勇者様をお守りする犬。 …ではなく元々読んでる君たちと同じ世界に住んでいた人間。 そ。いわゆる転生ってやつね! 「あれ…」 この声が勇者様。勇敢で強くて頭も良kー 「ここ、どこだ?」 …方向音痴だ。 「地図の通りに来たのにー…」 もぉお!!何をやってるんだこの勇者様(ヒト)!! コンパスも地図もカーナビの人用のなん…なんだあれ!?も持ってるのに… [ミチガチガイマス。ミチガチガイマス。ウセツシテクダサイ。] カーナ…ヒトナビがちゃんとルート説明してるはずなのに…!! 「なるほど!次は右か!!」 ーダッー いやそっちは左じゃぁああ!!! ー3時間後ー 「…っはぁ、はぁ…」 え?勇者様。ココって… 「あぁ。そうだよ犬。」 犬呼びやめてもらえます? 「初期地点…」 いやマイ〇ラか ってか、最初の分かれ道に戻ってきちゃった…! 「魔王城の屋根は見えたからそっちに進んでたのになー…」 強さとしては勇者様1人で魔王に勝てるのに… 方向音痴がすぎるッッッッッ!!!!! 仕方ない、勇者様。ナビのために人を雇いましょう! 「そんなお金ないぞ?」 え、昨日お給料貰ってましたよね?モンスター討伐の。 「俺のナビとかと犬のご飯代で使い切った」 え?勇者様? 「フッお前には美味い飯を食べて欲しくてなっ!!」 勇者様…!! そんな事にお金使わないでいいですよ。不死犬ですし。 「…」 … 「あぁ。まぁ…そうだナ…ははっ」 今夜もモンスター討伐しますか。 「…そうだな…」 ー1週間後ー 『ハイ。お給料だよ。』 「うわぁあ!おじいちゃんありがとぉ!!」 やっと来たか。コレでナビ役を雇える。 「やったな。犬!」 そろそろ名前付けてよ? ー1ヶ月後ー 「ナビ役がッ…雇えないッ!!」 方向音痴が強すぎるからだッ! 「うわぁああ!もう1人で行くし!行けるしッ!!」 あ、これだめなヤツだ 「おい犬?」 ー1年後ー あっ!勇者様!あの大きな扉は… 「「魔王城だ…!」」 「1年もたってしまったな…」 まぁ1年モンスターも倒し続けてたし、腕は落ちてないんじゃないですか? 「そうだよな!ハハハ!」 「魔王!待たせた…な…」 …魔王居なくね? 「え。討伐されてないよね?魔王討伐されてないよね?」 こ、困ります!1年かけてきたし、ボクが元に戻るためのキーになるかもしれないのにッ!? 《ん。チィーッス!新勇者ッス!魔王ならいまさっき討伐したッスよ笑》 「「は?」」 おいおいまてまてまてってことは… 「犬!西の国の魔王を倒すか!!よし行くぞっ!」 まだまだ振り回されるのかよォーー!!?? 方向音痴な勇者様と不死犬の旅は、まだまだ続…かないかもしれない☆ チャンチャン!